東大阪市議会 > 2019-03-15 >
平成31年 3月15日文教委員会−03月15日-01号

  • "学校規模適正化基本計画"(/)
ツイート シェア
  1. 東大阪市議会 2019-03-15
    平成31年 3月15日文教委員会−03月15日-01号


    取得元: 東大阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    平成31年 3月15日文教委員会−03月15日-01号平成31年 3月15日文教委員会 平成31年3月15日  文教委員会 ( 出 席 委 員 )    吉 田 聖 子 委員長    西 村 潤 也 副委員長    森 田 典 博 委員    市 田 綾 乃 委員    中 西 進 泰 委員    鳥 居 善太郎 委員    山 崎 毅 海 委員 ( 関 係 部 局 )    教育委員会 ( 付 議 事 件 )    ・議案第8号 東大阪市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件    ・議案第12号 東大阪市立社会教育センター条例の一部を改正する条例制定の件    ・議案第13号 東大阪市立図書館条例の一部を改正する条例制定の件
       ・議案第25号 平成31年度東大阪市一般会計予算中本委員会所管分    ・議案第27号 平成31年度東大阪市奨学事業特別会計予算    ・議案第38号 東大阪市立小学校空調設備整備事業に関する事業契約締結の件    ・30請願第1号 危険・老朽化の学校施設の改善と教育予算の増額を求める請願の件(継続審査事件)    ・30請願第2号 学童保育留守家庭児童育成クラブ)の待機児童解消を求める請願の件(継続審査事件)                ( 午前11時6分開議 ) ○吉田 委員長  委員の皆様方には御参集をいただきましてまことにありがとうございます。  先ほど、委員協議会におきまして各会派の勉強会における資料に多々事務的なミスがあったこと、またそのことに起因して委員への対応に不手際があったことから、理事者の委員会審査に臨む緊張感のなさを指摘したところであります。これからの2日間にわたる委員会審査においては、指摘したことを肝に銘じて臨んでいただくよう再度申し上げておきます。 ◎土屋 教育長  おはようございます。今、委員長のほうから御指摘ございましたように、この委員会に向けての資料作成に不備がございまして、またそれを改めましたことについての各委員への説明の際にも不手際がございました。このことについて改めて深くおわび申し上げる次第でございます。また結果、貴重な委員会審議の時間を費やすことになりました。このことにつきましても重ねておわび申し上げますとともに、今後このようなことがないよう教育委員会職員全員が全力を挙げて取り組んでまいりますので、何とぞ御了承賜りますようお願い申し上げます。申しわけございませんでした。 ○吉田 委員長  では、ただいまより本委員会に付託されました関係議案審査のため文教委員会を開会いたします。なお30請願第1号の追加署名が去る2月28日付で受理されましたので、御報告いたします。  それでは本委員会に付託されております案件はお手元に御配付のとおり、議案6件、請願2件であります。審査の方法でありますが、まず付託議案に対する質疑を優先して行い、質疑終了一般質問を行いたいと思いますので、御協力をお願いいたします。なお市長に対する総括的な質疑、質問があれば最終段階に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また審査におきましては市長総括を含めて2日間で質疑、質問を終えていただきますよう委員各位の御協力をお願いいたします。特に限られた日程、時間の中で委員の皆様には公平、平等に発言をしていただけますよう最善の努力をさせていただきますので、何分の御理解をお願い申し上げます。このことに関連し、理事者の方におかれましても委員の質疑、質問に対し的確に答弁されますようあわせてお願いしておきます。  それでは本委員会に付託されております議案第8号東大阪放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件以下30請願第2号学童保育留守家庭児童健全育成クラブ待機児童解消を求める請願の件までの8案件を一括して議題といたします。なお新規拡充事業の概要に関する資料が提出されておりますので、お手元に御配付しております。限られた2日間の中、質疑、質問の時間を少しでも多くとるために新規拡充事業の概要の説明については審査の中で必要があれば教育委員会より説明させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。               ( 「異議なし」の声あり ) ○吉田 委員長  それではそのように取り扱わせていただきます。  それでは質疑を行います。質疑ありませんか。 ◆市田 委員  おはようございます。ひきこもり等子供若者支援事業についてお伺いいたします。この事業は29年度から大きく金額が減り、そして委託事業であったものが補助金事業に変わって以降、その事業のあり方が変わってきていません。今回提案されています予算の中でも事業が縮小されたまま、金額が減らされたままで、そして補助金のままで推移しているようになっているんですけれども、この事業の補助金が減らされて以降、開所日や訪問支援、それから利用の有料化がされたことなどはどのようになっているのか教えてください。 ◎樽井 青少年スポーツ室次長  ひきこもりの予算が縮小されましたのが平成29年度からです。実支援人数相談支援件数自体は平成29年度以降のほうがふえているという状態でありますけれども、平成29年度以降訪問支援ができていないといった状態になっております。また、開設日におきましても、週5日から週4日に少なくなっております。また開設時間につきましても、10時から5時が10時から4時というふうになっております。以上です。 ◆市田 委員  一部有料化も必要になって有料化にされているということもお聞きしてるんですけど、そのあたりはそのまま有料化されているんでしょうか。 ◎樽井 青少年スポーツ室次長  有料化もされていると聞いております。 ◆市田 委員  このひきこもりの子供たちを支える事業は本当に訪問支援、これが大事な支援であるというふうに言われている中、この事業所しかこの事業がされていない状況にあって、補助金事業にもうされてしまったことそのものも、そうではなく委託事業に戻すべきだというふうに思いますし、金額も拡大していくことが必要な事業だというふうに思うんですけれども、そのあたりはどうお考えでしょうか。 ◎樽井 青少年スポーツ室次長  昨年の11月に東大阪市ひきこもり等子供若者支援庁内連絡会議を開催させていただきました。ただ委託事業にして市の事業にするということになりますと、窓口の一本化でありますとか担当部署の問題なども含め、さらに詰めなければいけない課題があるというふうに認識をしております。以上です。 ◆市田 委員  その庁内連絡会はこれまでにどれぐらい会議が開かれているんでしょうか。 ◎樽井 青少年スポーツ室次長  平成30年度の11月に第1回目の会議を開催いたしました。 ◆市田 委員  1回だけしかまだ開かれていないということになると思うんですけれども、しっかり定期的な会議を開催していただいて、本当に東大阪市のひきこもりの状態にある子供から大人までどう支援していくのかということも視野に入れながら、この教育委員会ではひきこもり等子供若者支援事業の事業のあり方、それから金額の拡大についてしっかりと議論をしていただいて、支援が拡大していけるような議論をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎樽井 青少年スポーツ室次長  委員御指摘のとおり、子供、若者のひきこもりの状態にある人たちの支援につきましては、今後も引き続き庁内連絡会議などを活用しながら、その中で関係部局が集まって必要な支援について協議を重ねてまいりたいと思います。以上です。 ◆市田 委員  ぜひ補助金ではなく委託事業にすべきであるということと、それから金額も拡大していくということも念頭に置いた議論をしていただきますように求めます。この件について終わります。  済みません。続けてそしたら、検定受験料補助事業についてお伺いいたします。漢字検定受験料補助について希望する子供への受験料が補助されるいうことでお聞きしていますけれども、このやる気のあるというか、もっと高めたいという、そういう子供さんへの支援、これも大切だというふうには思いますけれども、苦手な子供たちの支援が何かほったらかしになっているようなそういう印象を受けるんですけれども、そうしたところはどうお考えでしょうか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  今、苦手な子に対してどのようなことを行っていくのかという質問と思います。このことにつきましては各学校ではすべての子供がわかる授業を目指し授業研究を行っています。またスクールサポーターも活用し授業の中、また授業以外でも放課後学習等取り組みも進めており、引き続ききめ細かな指導を行ってまいりたいと考えております。 ◆市田 委員  ぜひすべての子供たちがわかる、そういう学習の仕方を追求していただきたいというふうに思います。  あと学校間でこの受検者数とか合格者数が競われるような状況になるんじゃないかなというふうなことを心配するんですけど、そういうことへの具体的な配慮はどうされるのか教えてください。 ◎中渕 学校教育推進室参事  まずこの事業につきましては目的として漢字や英語検定を受験する児童生徒を支援し、児童生徒の学力、また学習意欲の向上を目指すということを目的として行っており、学校間の競争につながる、つなげるというふうなことでは行っておりませんので、そういうふうなことにならないというふうに考えております。 ◆市田 委員  そういうふうなことにはならないと考えておられるということですけれども、そうならないようにちゃんとチェックをしていただくだとか、そういうことをしておいていただきたいと思います。反対するものではありませんけれども、どの子もわかる学校にする、このことを重視した取り組みを優先していただくことをお願いして、この件を終わります。 ◆山崎 委員  小中一貫教育が始まりますけど、それの一つの大きな見える化というか、一つのどういうふうに小中一貫になれば変わるのかということで私も議会、委員会等で英検とか漢字検定とか、あるいは将来的には東大阪の東大阪検定みたいなのはどうかということを提案させていただきましたが、今回英検に加えて漢字検定を加えてやっていただくと、これは一つの大きな小中一貫教育へ変わる、どういうふうに変わるのかを父兄の皆さんやいろんな地域の方々にも、やっぱり大きくアピールという言い方が正しいかどうかわかりませんが、示すことができることについては非常にいい事業だと思います。市田委員も言われたように、やっぱり広くそういう検定等に子供たちが取り組んでいけるようなそういうことを進んでやっていっていただきたいなというふうに思いますし、特に漢字検定なんかはこれはもう非常に広く知られてますので、たくさんの子供たちが受験をしていただけるかなと思いますけども、今回の予算で大体どれぐらいの方が受けれるぐらいの予算範囲なんでしょうか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  平成31年度の想定の中では漢字検定英語検定を行ってまいりますが、予算すべてを使いまして5000人程度の生徒が受験することが可能ではないかというふうに考えております。 ◆山崎 委員  ということは、大体受験を希望される方はほぼ受けれるんじゃないかというぐらいの規模と考えていいんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  受験を希望される方はすべてこの助成を受けることができるものと考えております。 ◆山崎 委員  あわせて英検はどうでしょう。今年度の状況から見た、大変寂しい状況もありますけど、これについてはどういうふうに考えてますか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  今年度、平成30年度については検定受験料の補助ということで初年度を迎えさせていただいたところです。このことにつきましては当初の想定と比べまして申請者の数がそれほどたくさんいなかったということで、来年度以降に向けましてさらなる周知を行っていきたいというふうに考えております。 ◆山崎 委員  英検については非常に、やっぱり子供たちの受けたくてもなかなか受けづらいというところもあるのかなとも思いますので、できたら教師の皆さんの、例えば推薦をしていただいて、公の推薦とかじゃなくて一遍受けてみたらどうやというようなことも積極的にこれは子供たちに言ってもいいのかなというふうに思いますけど、どうでしょうかね。 ◎中渕 学校教育推進室参事  この検定受験料補助のこの事業の目的に今、子供たちのやる気をいかに伸ばすかということがあります。学校のほうにおきましてもこういった検定の助成であるということを積極的に子供たちに広めてもらって、子供たちのやる気をしっかりと伸ばしていきたいというふうに考えております。 ◆山崎 委員  ぜひ、やっぱりせっかく今年度からも拡充をしていただくわけですから、しっかり地域の皆さんにも東大阪も今年度からこういうふうに変わっていきますというようなこともアピールする大きな事業だと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。蛇足ですけど、日新高校に行ったときには卒業式のときに英検通った、1級を取った方、準英検を1級取った方という、発表していました。ああいう大きな、やっぱり子供たちにとっては励みになるのかな。確かに先ほど言った、市田委員が言ったように各学校間での競争とかにつながるというのはまずいかもわかりませんけども、できる範囲で子供たちを温かくほめてあげるということは大事なことかなと思いますので、ぜひ取り組みをよろしくお願いします。以上です。 ◆西村 委員  僕もちょっと関連で英語検定の受験料の補助いうことでまさしく私も山崎委員がおっしゃるとおりだと、そのように思っております。特にやる気を伸ばすということも含めて、やはり積極的にやっていただけるような教育委員会からも働きかけをしていただきたいなと、そのように思っておるんですが、今回申請をされた人数、何人ぐらいを、まだ3月ですので、まだ暫定というのもあるかもしれませんけども、どのような人数になっているんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  今、集計中ということで確定しているものではございませんが、600人から700人ぐらいの申請になってくるものということで、今、集計のほう、手続のほうをさせていただいているところです。 ◆西村 委員  600人から700人ということでこれ30年度も先ほど今、中渕さんがおっしゃったように5000名ほど受けられるというお考えを持ってたということでいいんですかね。 ◎中渕 学校教育推進室参事  31年度は漢字検定英語検定と合わせていきますので、助成の半額ということになるので、少し計算は違ってくるんですけれども、平成30年度は3500人程度が受験できるようにというふうに想定していたところです。その中で今年度につきましては600人から700人程度の申請になるのではないというふうに考えております。 ◆西村 委員  3500名を予定してたけれども、600から700ということで、特に周知徹底だけしっかりやっていただきたいなと、そのようにこれは私からも要望しておきたいと思いますが、英語検定というのは第1回から3回あるんですね、大体年に3回あるんですね。これは大体6月、10月、1月ということでお間違いないですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  2019年度の英語検定につきましてはこちらが持っている情報では第1が6月、第2回が10月、第3回が1月というふうに情報を得ています。 ◆西村 委員  そういった中でこれを補助するということで今年度初めて補助金ということでやられたんですけども、これは今までは第1回、第2回、第3回と受けられた子供たちにその補助金を渡しておったということでいいですか。1回目受けたらこの補助金、2回目は初めて。初めての子だけですね。1回目受けられて、2回目受けた子には補助金はもうないわけですね。それはどういう。ちょっと御説明いただけますか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  平成30年度につきましては英語の検定について年度を複数回あるんですけども、申請できるのは1回というふうなことでさせていただいているところです。 ◆西村 委員  1回ということは第1回目を受けられる子だったらその子はもう1回限りということ。2回目、3回目受けようと思ったけれども、補助金はないということでいいんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  そのとおりでございます。 ◆西村 委員  それでそういう結果を見て、31年度から、ちょっと勉強会でもいろいろ聞きましたけども、第2回目の子供たちだけ31年度は補助金するようなことを言われてた。その点どのようなお考えでそのようになったのか御説明いただけますか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  来年度につきましては英語検定の第2回のときを申請の対象回にしたいというふうに考えているところです。これは学校現場に意見を聞いたり、また英語検定協会のほうにも聞いたところ、第2回が最も受検者数が多いという傾向があるというふうに情報を得ています。理由としては、理由といいますか、これは推測ということなんですけれども、第1回については6月ということで1年生の受験が余り見込まれないということ、第3回については卒業が近い、また入試もあるというふうなことで3年生の受験がなかなか見込まれないという中で、第2回が中学生のそのすべての生徒が最も受験しやすいような時期というふうに考えて第2回というふうに考えさせていただきました。 ◆西村 委員  新1年生が6月に受けるとなると2カ月しかないという考え方が1つと、第3回だと1月だったら3年生が受験で受けれない可能性があるから、第2回で皆さん統一しようという考えでいいんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  そのように考えております。 ◆西村 委員  第2回だけでやるということで。例えばですよ、この第2回のときに受けようと思ってた子が、例えば風邪を引いたとか、いろんな事情があって受けれないというようなケースもありますね。そういうときはもう受けれないということでいいんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  設定の仕方として第2回というふうに今、言わせていただいたんですけども、その第2回というのが10月というふうな時期です。10月というのはこの英語ということで考えて中学校というふうに考えたところ、例えば運動会というような、多分学校全体で行うような行事が行われるところもあるのではないかというふうに考えています。そうするとそこの中学生はだれも申請することができないというふうになってしまいますので、そのあたりついては、やはり初めから全くできないというふうなことになってしまいますので、そのあたりについては一定の受験といいますか、申請できるような方法というのは考えていきたいというふうに考えています。 ◆西村 委員  運動会を例に挙げられましたけど、それは運動会の日を何とか調整してやったらいいだけですけど。私がさっき言うたのは、例えばですよ、例えば10月15日に第2回の英語検定があるというた中、例えば体調悪いときとかそういうことで受けれなかった、例えばインフルエンザにかかっておったとかそういうケースもありますね。そういうときはもうやむを得ないということで、それをインフルエンザになったから次3回目を受けようとしたときに補助金を渡そうという考え方はないということでいいんですか。 ◎中渕 学校教育推進室参事  原則的に先ほど英語検定漢字検定ということで考えているんですけども、英語検定については第2回ということを指定の回にし、漢字検定のほうは第3回というふうなことで時期をずらして、例えば中学生で考えたときに2回といいますか、2つの検定に対して申請できるようにというふうに考えているところです。この中で、例えばすべての回にというふうなことになってきたときに、こちらがその想定の中で一定第2回、また第3回というふうに回数を限った中で行っていけばというふうな予算のほうで考えていますので、来年度は新たに枠組みを整え直した中ですので、一定にそのような第2回は第2回、第3回は第3回というふうなことで限定して進めていきたいというふうに考えています。 ◆西村 委員  ちょっと今のがわからなかったんですけど。先ほどの方の質問、どうしてもこの日に受けれないという子も中にはいてますね、風邪を引いたとかインフルエンザになったというたときに、例えば10月15日にしたらというときに。そのときは受けたいけども、受けれなかったという子もいてますね、家庭の事情とかいろいろあって。それを第3回のときに、例えば風邪を引いてて受けられへんかったから第3回で受け直しいうたときにはもうこの補助金は適用されないということでいいんですかということなんですが。 ◎中渕 学校教育推進室参事  現在のところはそのように考えています。 ◆西村 委員  一度ちょっとそういうこと、いろんなケースが、やっぱり考えられると思いますので、第2回にしたというのは新中学1年生、受験を受ける3年生のことを考えると第2回のほうがいいかなというふうに御判断されたということですけども、そういう点一回ちょっと臨機応変に一回考えていただいて、もう少し日があるので、一回ちょっと考え直していただきたいなとそのように思っているんですけど、どうですか。よろしいですか。 ◎森田 学校教育推進室長  今、御指摘の分については方針としては示しておりますけども、一度考えるということでよろしくお願いしたいと思います。 ◆西村 委員  いろんなケースがありますので、ぜひまた室長、その点はどういうふうになったのか、ぜひまたお示しいただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。関連ですので終わっておきます。 ◆中西 委員  それでは私はスクールソーシャルワーカー配置事業についてお聞きをします。1632万の予算が今回計上されているわけですが、この事業の内容というのはどういったものなんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  委員御質問のスクールソーシャルワーカーの活用につきましては、子供たちを取り巻く環境が複雑化していく中で、その課題にかかわる環境へのアプローチということで、福祉的な専門家であるスクールソーシャルワーカーを活用しまして、学校とともにその環境へ、また子供への支援に活用するものであります。 ◆中西 委員  福祉的な視点からの子供たちへの支援ということなんですか。子供たちへの支援ですか。というふうに考えていいんですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  スクールソーシャルワーカーの活用につきましては二通りの活用方法がございまして、1点が拠点校活用というのがございまして、これは学校現場に週2回行きまして、子供たちの様子を観察するとともに保護者、子供、また教職員との面接等を重ねながら子供たち現状把握及び支援につなげていくものです。また拠点校以外につきましては派遣活用という形をとっておりまして、これについては課題に対して子供たちにどう支援していくかというケース会議に参加することで今後の支援方法等を検討していくという形での対応をしております。 ◆中西 委員  私がお聞きしたかったのは、このスクールソーシャルワーカー事業というのは、その事業趣旨というのはメーンは子供たちへの支援なのか、それとも学校現場の、例えば教員の支援なのか、そういうことでいうとどうなんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  今の点につきましては、最終的には子供の状況改善ということを目指しておりますので、当然これは学校現場の教職員と共同するものでありますので、その改善することでの学校支援ということになるというふうに考えております。 ◆中西 委員  本来教員が対応すべき事案が福祉的な視点からもっと家庭環境を含んだそういう環境まで踏み込んで支援をしていこうということでいうと、それは教員の負担軽減の一環というふうに考えるんですけど、その辺はどうなんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  繰り返しになりますけれども、子供の支援ということを目的に学校現場に行っておりますので、間接的には教職員の支援になっていく部分はあるかと思いますけれども、本来のそもそもの目的としましては子供の状況改善につなげるということで子供支援ということで考えております。 ◆中西 委員  そういうことなんですね。そうしますと、このスクールソーシャルワーカーというのは子供に直接かかわるんですか。かかわり方としてはどういうかかわり方をするんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  拠点校での活用につきましては直接子供にかかわって、子供から生活の状況でありますとか家庭環境でありますとか、そういったことを相談を受けたりであるとかいうことでかかわることもございます。先ほど申しました派遣については基本的には学校現場の教職員とケースに対して支援方法を検討していくことで、直接子供や保護者とかかわることはないというふうな形で進めております。 ◆中西 委員  教員が今、学校現場で非常にいろいろ働き方改革と言われているように負担が非常に大きいということの中に、一つは、やっぱり子供との対応もあるし、その家庭との対応というのもある。多分このスクールソーシャルワーカー事業はそういったことでいうと教員の負担軽減になっているじゃないかなというふうに思うんですけれども、今回これ7校の配置から9校にふえました。7校の配置というのはこれは毎年変わるんですか。それとも一たん拠点校になったら何年かはそこでスクールソーシャルワーカーが派遣されるということになるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  拠点校の活用につきましては原則2年を一つの枠として活用しておりまして、2年終わりましたら別の学校のほうに拠点を移していくという形で進めております。 ◆中西 委員  その拠点校の決め方というのはどうなっているんですか。教育委員会からここが問題だからここでやろうということなのか。それとも学校側からの申請があって決めるのか、その辺はどうなんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  拠点校の決定につきましては希望する学校側の申請書の提出がありまして、その中で教育委員会がその状況を見た上で決定しているということであります。 ◆中西 委員  福祉的な視点でやるということなんですけれども、これどういった人が採用されているのか、またそれはだれが採用するのかということについてはどうなんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  スクールソーシャルワーカーの本市における資格要件につきましては社会福祉士及び精神保健福祉士の有資格者を対象としております。また公募によりまして申し込みがあり、それを面接等をしまして市として採用しております。 ◆中西 委員  社会福祉士や精神保健福祉士が採用されるということなんですけど、これはスクールソーシャルワーカー自身は国家資格ではないというふうに思うんですけれども、この資格の要件というのはこれは市独自で決めてるものなんですか。それとも国がそうしろと言ってることなんですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  今、申し上げました社会福祉士及び精神保健福祉士の有資格者ということは、市としてこの資格者をということで決定させていただいております。国におきましては、スクールソーシャルワーカーについては福祉に関して専門的な知識、技術を有するとともに、過去に教育や福祉の分野において活動経験の実績がある者として、資格としては社会福祉士、精神保健福祉士等ということで本市と同じような形で示しております。 ◆中西 委員  そうしますと資格として社会福祉士や精神保健福祉士というのは市独自でもうこれはそういう要件を決められてるということでいいんですね。スクールソーシャルワーカーというのは今、私は非常に大事な役割を学校現場の中でしてるんじゃないかなというふうに思うんです。それは一つにはこれまでは子供の中ではいじめとか不登校とかそういう、いわば従来型のそういう問題行動が多かったと思うんですが、さらに発達障害とか虐待とか家庭の貧困とかそういった問題が複合して学校現場で起こってるということでいうと学校の先生の負担というのは非常に大きなものがあるんじゃないかなというふうに思うんです。そういったものを軽減するものとしてはこのスクールソーシャルワーカーの配置事業というのは非常に大きいものがあると思ってますので、これが7校から9校になるというのは大きな前進かなというふうには考えるんです。しかし国でいいますと、これは31年度までにすべての中学校区に配置をするというのが国の目標だというふうに聞いてるんですが、その辺のところはどうなんでしょう。 ◎西野 学校教育推進室次長  委員御指摘のとおり、国におきましては31年度に全中学校区への配置を目標とするというふうに示しております。 ◆中西 委員  そうしますと、7校から9校というのは前進なんですけれども、最終ゴールではないというふうに思うんです。この辺のところ、もっと積極的に配置事業というのを市として考えていっていいんじゃないかなというふうに考えるんですけれども、これ100%市の単費なんですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  国の3分の1の補助をいただいております。 ◆中西 委員  そうですね。国が3分の1補助を出しているという。要するに国の方向性としてはこのスクールソーシャルワーカーをもっと拡大して中学校区に1人配置するような形でやっていこうということでいいますと、まだまだ東大阪市のスクールソーシャルワーカー事業は不十分だというふうに思うんです。その辺のところを教育長にちょっと突然お聞きをしたいんですけれども、どうなんでしょう、今後の問題としてこのスクールソーシャルワーカーの配置事業というのは、市としてどういった方向でやっていくべきなのか、その辺のところはどうなんでしょうか。 ◎土屋 教育長  今、委員のほうからお話ございましたように、やはり子供を取り巻く環境というのは非常に厳しくなっておるという状況がございます。そういう中でこのスクールソーシャルワーカーの役割、これはいわゆる専門的な観点からケースにかかわることによって、いわゆる先ほど御指摘もございましたような教員の負担軽減にもつながると、こういう側面がございます。そういうことで申し上げますと、今、お話ございましたように国としても全中学校に配置すると、こういう目標を掲げておるわけでございますから、我々としても、やはりそのスクールソーシャルワーカーの意義、そのことを踏まえまして全中学校区に配置していくと。これは一つの方向性として持った上で対処してまいりたいと、このように考えております。 ◆中西 委員  そうですね。私はこのスクールソーシャルワーカー事業というのは、やはり現場の教員にとっても非常に大きな力になっているんじゃないかなというふうに考えるんです。それは家庭環境とかいろんな問題を持った子供についてもそうなんですけれども、学校の現場の先生が大きな力を得ているんじゃないかなというふうに思うんです。だからそういうことからいいましても、もっとこのスクールソーシャルワーカー事業を評価して、そしてまたこれを中学校区に配置をするというような方向で考えていってほしいなというのは要望しておきたいんですが、そう考えますと、今回新規事業で出てますスクール・サポート・スタッフ配置事業、これとの関連でいいますと、どうなんでしょう。ちょっと続けてこれはいいですか。  スクール・サポート・スタッフ配置事業というのはこれの制度の趣旨、事業の趣旨というのはどうなってるんでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  スクール・サポート・スタッフ制度でございますけれども、文科省からの通知に従い、教員の業務補助を目的としまして、学習プリントの印刷業務、それから授業準備等の補助等教員のサポートを担当するスタッフとして設置促進が示され、それに基づいて今回設置させていただくものでございます。以上でございます。 ◆中西 委員  そうなんですか。これも文科省からの通知とおっしゃいましたか。 ◎小泉 教職員課長  はい。 ◆中西 委員  文科省からの通知があって、こういう単純な事務作業の補助ということについてもっと予算をつけて、そして現場の先生の負担を軽減しようという、そういう趣旨と考えていいんでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  はい。委員お見込みのとおりでございます。 ◆中西 委員  今回これちょっときょうも朝問題になって、その制度の目的からちょっと文言を除去したようなことが。これは除去をしてないんかな。順番を変えただけですかね。除去されましたね。そういうことでいうたら、ちょっとこれは迷走したことがあるんですけれども、スクール・サポート・スタッフ事業もそういう形でこれは国からの補助はあるんですか、ないんですか。 ◎小泉 教職員課長  国からの補助はございません。以上でございます。
    ◆中西 委員  なるほど。じゃ、これは100%市の単費でということなんですね。このスクール・サポート・スタッフ配置事業も重要な事業なんでしょうけれども、私としてはここに大きな予算をつけるんだったら、やっぱりさっきのスクールソーシャルワーカー配置事業も、まず全中学校区に配置をするという方向で考えていってほしいなということを要望しまして、一たん終わっときます。 ◆市田 委員  スクールソーシャルワーカー配置事業について関連でお伺いいたします。先ほどの議論の中で派遣校についての子供への直接なかかわりはスクールソーシャルワーカーはないということで御説明がありましたけど、そういうことであればなおさら早期に少なくともすべての各中学校区への配置が必要だなというふうに考えているんですけれども、これは先ほども答弁があったと思うんですけど、もう一回お願いできますか。 ◎西野 学校教育推進室次長  派遣校につきましては、先ほどお答えさせていただいたとおり直接的な子供へのかかわりということはございませんので、もちろん拠点校の活用については子供、保護者への支援が直接的にできるということもございますので、ここにつきましても拡充に努めてまいりたいと思っております。 ◆市田 委員  その拡充についてはすべての中学校区が目標なのかということと、それからいつまでにどのような配置をしていこうかということを計画的にビジョンが持たれるべきだというふうに思うんですけれども、そのあたりはどうなっているでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  スクールソーシャルワーカーの配置につきましては、国のほうが31年度までということの目標もございますので、本市においても同じく全中学校区への配置を目指すところではありますけれども、人材確保等への課題もございますので、そういった課題整理もしながらできるだけ拡充のほうを目指していきたいというふうに考えております。 ◆市田 委員  できるだけというのは、いつまでたってもできない言葉のように思えますので、いつまでにというのを、やっぱりちゃんと決めてビジョンを持ってしていただけますように強く要望して、この件を終わります。 ◆山崎 委員  スクールソーシャルワーカー、これは中学校に国でも言われてるんですけども、今回この7校から9校になったという、まず中学校区に将来的に設置をするという方向なんですか、まずそもそも。考え方を聞かせてください。 ◎岩本 学校教育部長  今回7校から9校に拠点校をふやさせていただいたんですけれども、まだこれでも十分ではないというふうに認識をしております。やはり、将来は全中学校区に配置したいという思いは持っております。 ◆山崎 委員  それはいつまでにですか。どう考えられてますか。 ◎岩本 学校教育部長  このスクールソーシャルワーカーにつきましては、やはり先ほど西野が答弁させていただいたように有資格者というのが前提になっています。人材もたくさんいてるのかと、府下にたくさんいてるのかといえばそういった課題もありますので、そういった状況を踏まえてなるべく早い段階で全中学校区という思いは持っております。 ◆山崎 委員  当然予算も必要だと思いますけど、これ全中学校区に1人に配置した場合の、済みません、ちょっと予算的なことで申しわけない、どのぐらいかかりますか。これは単純にこれを9で割って、掛ける25というわけにはいかんと思いますけどね。やっぱり、相当の当然予算の確保も必要だろうと、そういうことはもう十分承知をしております。私どもも各議会等でも何回もこのスクールソーシャルワーカーの設置については今日的に、やっぱり最低でも中学校区に1人の体制でやる、今でもこの拠点校、あるいは派遣校で子供たちに結果的に差が出てきてしまう。いろんな今、社会的な課題も本当に出てきてます。毎日、やっぱりテレビのニュースでない日がないぐらい全国でもありますし、このスクールソーシャルワーカーの設置そのものについてはこれはもう大変予算も本当にかかってということで確保も大変難しいと思いますけども、今、部長もおっしゃったように早期にこれは中学校区に設置をしていただきたい。私どももこれを考えてますし、今後、例えば小中一貫をする、あるいはいろんな学習指導というのか、いろんなこれからさまざまな教育に求める課題が出てきてますし、その意味でも子供たちの心とか体のスピードが追いついていかない。その辺によってまた新たな子供たちのいろんな、こういう福祉的に、やっぱりサポートしなければいけない事情が出てくることも十分予想されるわけで、これについてはぜひとも早期に本当に最優先課題というとちょっと言い過ぎかもわかりませんけど、やっていただきたいと思うんですけども、どうでしょうか。 ◎土屋 教育長  今、各委員よりスクールソーシャルワーカーの重要性、必要性については御指摘をいただきましたけども、私どもも全く同じ認識でおります。そういう意味で今、山崎委員のほうからも御指摘ございましたように早期の拡充、我々としてもこのことについて取り組んでまいりたいと思っております。ただこの問題につきましては、一つは財源の問題もございますけれども、非常に専門的資格を有する職種でございますので、これは人材確保という面におきましてもかなり大きな課題を抱えております。そのあたりもございますので、やはりそういう課題もあるということを認識しながら、ただ、今、各委員から御指摘いただきましたように、やはりこの必要性というのは日増しに高まっていると、こういう認識を持っておりますので、できるだけ早期に拡充を図っていくと、こういうことで取り組んでまいりたいと思っております。 ◆山崎 委員  追及はしませんけど、確かに人材の確保は大変やと思いますが、だけどうち7人から9人にしました。では2人募集ですか。そしたら2人しか来ませんわな、もちろん。うちは10人募集します。そしたら10人来るん違うのか。ちょっとようわかりませんけど。ぜひここら辺ちょっとまたよろしくお願いをしたいと思います。  さっき、スクール・サポート・スタッフ、これは資料の変更がございましたので、改めてこのスクール・サポート・スタッフの事業目的を明確に言ってください。 ◎小泉 教職員課長  スクール・サポート・スタッフの事業目的でございますけれども、いわゆる今まで教員が行ってきた業務、その中でも学校、必ずしも教員が担う必要のない業務ですとか、あと教員のほうで負担軽減が図れる業務ということで、それらの業務についてこのスタッフを導入しまして教職員の負担軽減を図っていくものでございます。以上でございます。 ◆山崎 委員  これまで安全パトロール事業の警備員さんがやってはった仕事は、今後は教員の皆さんがやることになるんですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  子供安全パトロールの事業につきましては、正門のオートロック化及びカメラつきインターホンの設置、また防犯カメラが設置されたことにより、一定の安全対策が講じられたものというふうに考えた中での廃止になってございますので、それはそのままということではないというふうに考えております。 ◆山崎 委員  例えば正門の前で安全パトロール、警備員さんがずっと登下校のときに立ってはりますわな、今ね、学校によってちょっと違うかもわかりませんが。そのこととか、あるいは校内でのいろんな空き時間と言ったらおかしいですか、ときにいろんな作業をしていただいたりしてますわな。これはもう、やっぱり引き継ぎというか、やることについては教員の皆さんがやるということになってしまうんですかね。ちょっとようわからん。 ◎森田 学校教育推進室長  子供安全パトロールの業務内容というか、パトロールというか、校内の巡視であったりとか朝の門での迎えであったりとかというのは、当然多くの学校で教員も一緒に立ってやっているという現状があります。そこに警備員の方も一緒に門で安全確認したり、あいさつのほうをしていただいたりということでしていただいています。抜けたとしても、そこで人として学校の体制として進めるものがあれば当然その形で進めますけれども、学校においてそこはちょっと足らないということであれば学校体制の中で一定そこを補助、補完するといいますか、ということになるかと思います。以上でございます。 ◆山崎 委員  ちょっとニュアンスが違うねんけど、初歩的にはそういうことですわな。働き方改革としてSSSを導入するのであれば、今までの教師、安全パトロールの警備員さんがいなくなったときに、もう教師の皆さんでやっぱり補っていかなあかんわけやで、そういうことも含めてこのSSSの皆さんにやっていただけるということでいいのかな。 ◎森田 学校教育推進室長  委員御指摘のとおり、それでできるというふうに考えております。 ◆山崎 委員  ちょっと勉強会のときにも多分各会派の委員の皆さんからも御指摘あったと思いますが、この安全パトロールの一定の役割が終わったということで、これ、いわゆる教育委員会の中で一つの財源確保、やっぱりやっていただいて、これをその確保した財源で子供たちのためによりできる事業はないかとして考えていただいた。先ほどもありましたけど、国の補助も一切ない。その中でどう有効活用をしようかということで、このSSSの事業を今回委員会の中でやっていただいたことについては、また財源を確保したということについては非常に一定評価するものですし、ぜひともこのSSSが子供たちのための、またもう一つは大きな意味でも、やっぱり教師の皆さんのいろんな負担の軽減につながる事業として有効にしていただけるようにこれはやっていただきたいと思いますけども、それについてお考えをお聞かせください。 ◎岩本 学校教育部長  このスクール・サポート・スタッフの配置目的、一番の大きなといいますか、一番大きなものは、やはり働き方改革を少しでも前に進ませたいという思いがございます。当然教員の長時間労働の縮減をすることによりまして、より教員が健康的に働けて、それはどこに返るのかといいますと、当然子供たちに向き合える時間、あるいは寄り添える時間を多くつくれる、そういうことにも資するものだと思っていますので、このスクール・サポート・スタッフ、そういう趣旨のもとに進めてまいりたいというふうに思います。 ◆山崎 委員  結構です。 ○吉田 委員長  ではこの際昼食のため暫時休憩いたします。               ( 午後0時4分休憩 )            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               ( 午後1時13分再開 ) ○吉田 委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは質疑を続けます。質疑ありませんか。 ◆森田 委員  ちょっと午前中の関連でですけども、SSWについてはこれは今、大きな社会問題になっておることも含まれておりますので、なるべく理想の形に近いように25校、朝の答弁を聞いてますと現実的にはまだまだいついつということは言えないみたいですけれども、なるべく早く理想の形に近づけていただきたいなと思います。  そしてSSSでちょっと一つ危惧してるところは、今までの警備員さんの業務が安全確保のための児童生徒の見守り業務というところで入っておりますけれども、せっかく働き方改革を進めるに当たって今までの警備員さんの役割を結局はするだけやったら働き方改革にならないなと。警備員さんについてはどこの、それぞれの議員皆、何でなくなってんという文句をいろいろ聞いてるかと思うんですけれども、結局はこの方が警備員さんのかわりをするんじゃないかということも非常に危惧してるところです。この辺はどうですか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の警備に関する業務ということですけれども、申し込みの方から当然登録申込書のほうに、いわゆる希望する業務ということで記入をしていただく欄がございます。また、学校のほうからも活用計画書というので、一応書類を徴する予定にはしております。そちらのところで、いわゆる委員御指摘の活用業務の中で子供の安心、安全の見守りという欄で、その業務のみに記入されておられる場合は、その場合は申し込みのほうを実際に受け付けないといいますか、そこのところでその業務に偏らないようにその辺は留意していきたいと考えております。以上でございます。 ◆森田 委員  いやいや、その申し込みどうのこうではなくて、警備員さんがなくなるかわりに防犯カメラでその安全を担保するということを言われておりましたけれども、防犯カメラいうのはそのときの危ない出来事は解決できませんよね。その場に人がいてたら、その場で何か起こったことはすぐ対処できるけれども、例えば怪しい人がうろうろしてたとか後で見てわかることで、となると子供の安心、安全からいうと、そこに使われるのが非常に多くなるのではないかと僕は思ってるんですけども、防犯カメラと警備員さんってまた違いますよね。それで完全に安全は担保されたとほんまに思ってはるんですか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の安全を確保されたということですけれども、今回いろいろ学校の施設のほうで機械警備、それからインターホン、オートロック、それらの設備が充実されたということで、その辺で今回スクール・サポート・スタッフを導入するに当たって、その導入に関する業務自体が、いわゆる今まで学校の教職員の方がされてた業務をスクール・サポート・スタッフが担うということで、その辺については安全は確保されたということで認識しております。 ◆森田 委員  いやいやとても、先ほど言いましたけども、防犯カメラいうのは事後のことについてはそれにはっきり映ってて犯人逮捕とか、もしそういうことになった場合は役に立つかもわかりませんけれども、現場で起こってることというのはカメラでは何の解決もできない。実際に人がいなければできないというふうに思います。そういう意味で、これは業務の中に警備員さんの仕事が入っているということは、これ1日6時間ですよね。6時間のうち何時間そういう警備員さんの今までやっておられた仕事にかかわるのか。本当にそういう意味で働き方改革、先生の手助けになるのかいうのは、これまあやってみないとわからないと思いますよ、やってみないとね。やってみないとどの程度そこにかかわって、ほかの先生のサポートする仕事をどの程度できるかいうのはわからないと思いますけれども、その辺もぜひ配慮していろんなシミュレーションをして、それと今までやっておられた警備員さんがこのスタッフに入るということはあるんですか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の今まで警備員として雇用されておられた方が引き続きスクール・サポート・スタッフとして雇用されるという御質問ですけれども、実際に申し込みをされるときに、いわゆるスクール・サポート・スタッフとして希望する業務という欄に記入をしていただくわけですけれども、その場合に、いわゆる子供の安心、安全、見守り業務というところで書いていただいている場合には、その場合は実際にその業務のみになりますので、実際受け付けとしては適切でないと考えております。 ◆森田 委員  いやいや、それはわかりましてん。さっき聞いたからね。入る可能性はあるんですかと。その方がそれしかできないというのは決めつけやから、ほかのこともできる場合もあるわけでしょう。そういう可能性はあるんですかとお聞きしてるんです。 ◎岩本 学校教育部長  このスクール・サポート・スタッフにつきましては、65歳までの者であって、なおかつ教職員の働き方改革につながる業務、例えば授業に使う教材の印刷とか物品の準備であるとか、あとアンケート調査の集計であるとか、そういった教員の直接的なサポートができる人材であれば、警備員さんがそういう人材であれば登録は可能であるというふうに考えております。 ◆森田 委員  今まで警備員さんをやっておられた方、いろんな仕事ができるにしても、やっぱり入ってこられたら今までやってた仕事を、恐らくついつい時間多くやられるん違うかないうこともちょっと危惧してるので、それは今65歳言いはりましたけど、これはもう必ず65歳までということですか。 ◎岩本 学校教育部長  65歳までということで公募をかけてまいりたいと思います。 ◆森田 委員  警備員さんやっておられた方は比較的高年齢、65歳以上の方のほうが多かったように記憶してるので、まあまあ入ってこられたとしてもかなり少ない人数やと思いますけれども、今、言うたようなことを非常に危惧してるので、その辺のところをいろんなレクしたりシミュレーションもされるでしょうけれども、当初やってみなわからんというところは多分にあると思いますので、その辺のところをしっかりとよろしくお願いをしたいと思います。これで結構です。 ◆市田 委員  スクール・サポート・スタッフの配置についてお伺いします。非常勤嘱託で公募をかけるということで今、年齢制限65歳までということでおっしゃっていましたけれども、65歳までの方に公募をかけるということで間違いないでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  65歳以下ということで公募のほうをかけさせていただく予定でございます。以上でございます。 ◆市田 委員  ではその配置までのスケジュール、いつに公募をかけてどうこうというのはどういうふうなことになっていますか。 ◎小泉 教職員課長  予算のほうをお認めいただけましたら4月1日からウエブサイトのほうに掲示をしまして、それから今現在4月15日号の市政だよりで広報をさせていただく予定でございます。以上でございます。 ◆市田 委員  4月1日に広報をかけるということですけれども、本会議のほうでもお話、上原議員から質問でさせていただきましたけれども、先日履歴書を持って教育委員会に行ったという人がおられて、その人は65歳を超えている人で、行かれた人が同じような人がほかにもいてたよと言ってたという話を聞いてるんですけれども、これはどういうことになるんでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の件につきましては、私のほうから所属職員への周知ができておりませんでした。このことについてはまことに申しわけなく思っております。改めて所属職員のほうに周知をいたしまして、実際に申し込みをされた方には丁寧な説明の上で書類等の返却を予定させていただいております。以上でございます。 ◆市田 委員  公募をかけるのは4月1日って決まっているのに、何でそういう人が1人ならず何人かお見えになってたということで、公募をかける前に公募がかかることを知ってる人がいて、履歴書を持って足を運んでる人がいてるというこの状況なんですけど、これはどう、やっぱり説明ができてなかったからでは説明がつかないと思うんですけれども、そこはどういうことでしょう。 ◎岩本 学校教育部長  当初2段階での、今もそうなんですけども、2段階での採用を考えておりました。といいますのは、学校現場に一日でも早くこのスクール・サポート・スタッフを配置したいという思いのもと、学校長推薦であればその方を配置すると、それで埋まらないところについては4月1日以降の公募で採用を決定していこうという、この2段階でおりました。今でも65歳未満の方でも学校からの推薦であればその者は学校現場に張りつけていきたいというふうに考えております。足らずの人員につきましては4月1日以降の公募によって採用していきたいというふうに思っています。 ◆市田 委員  校長の推薦によってという人が公募されるということは、スクール・サポート・スタッフの概要というものにありますけれども、そこには事前にでも受け付けできますなんていうことは一切載ってないんですけれども、これは知らせずにでいいんですかね。そういうものなんですか。私、ちょっとその辺はよくわかりませんけれども。 ◎岩本 学校教育部長  現段階では公募という、今月末までの校長推薦である者につきましては、公募ということではなくて採用していきたいというふうに考えております。足らずの分につきましては公募という形をとっていきたいと、2段階の対応をしていきたいというふうに考えています。 ◆市田 委員  2段階の採用で考えていくということがどこにも示されていませんし、これまでの説明を聞かせていただいた中でもそんなことはお聞きしてないですし、みんながわかるようになっていればそれはそれでそういうものなのかということになりますけれども、みんながわかるようなものになっていないのに事前に申し込める人がいて、その足らずだけが公募されるっていう、そういうことはちょっとおかしいというふうに、大変矛盾してる、整合性が保たれてないというふうに思うんですけれども、それにさらにその持ってこられた方が65歳を超えている人で、推薦を受けた人は65歳を超えた人が推薦を受けてたってことになりますよね。それはどうなんですか。 ◎岩本 学校教育部長  学校長には65歳までの者を推薦をしてほしいということで説明をしております。 ◆市田 委員  説明をしていたけれども、学校長が、じゃあ65歳を超えた人を、わかってるのに推薦したということになるということですか。それは校長が、学校側が悪いんですか。それとも、そもそもそんなことは本当は知らされてなくて、それでもいいですよって言われててそうなったんですか。 ◎岩本 学校教育部長  極力65歳までで探してほしいというところでお願いをしています。若干こちらの説明不足もあったかもわかりませんが、基本的には65歳まででお願いをしたいということで説明をさせていただいております。 ◆市田 委員  極力というのは、じゃあ原則65歳までの非常勤嘱託、非常勤嘱託は原則65歳までだということから逸脱してると思うんですけど、極力というのは、全然意味合いが違うと思うんですけど、そこはどうですか。 ◎岩本 学校教育部長  教職員課としましては、やはり一日でも早く学校現場に張りつけをしたいという思いのもと、事前に今、学校長から推薦をいただきたいと、65歳以下の者でお願いしたいということで周知をしておりました。 ◆市田 委員  じゃあそのことを知らされていたのに学校のほうが、校長先生方がそんなん知らんということで、極力やねんやったら65歳幾ら超えててもいいやんかということで推薦されたということですか。 ◎岩本 学校教育部長  説明の仕方が悪かったので、そうとらえられておったかもわからないと考えております。 ◆市田 委員  じゃあその推薦を受けたからよかったと思って、履歴書を持ってこられた方はどうなるんですか。 ◎岩本 学校教育部長  そこは65歳までの者ということでありますので、お断りをしていくということになります。 ◆市田 委員  本会議の中でも言ってましたけれども、ほかの非常勤嘱託の募集については65歳までとか、いついつ、何年何月生まれまでとかということが記載されているんですけど、資料としていただいたものにはそういうことが一切書かれていない。本当に何か意図的に65歳を超えた人でも仕方がないなということでやっていこうということがされてたんじゃないかというような、疑いを持たざるを得ないようなことが起きていて、実際に65歳を超えた人が履歴書を持って、1人ではなく何人も同じ日にお越しになってた。こんなことおかしくないですか。おかしいと思うんですけど。 ◎岩本 学校教育部長  意図してそういう要項をつくったものではございません。 ◆市田 委員  幾らそう言われても、ほかのものには基本的にはそう記されているものが記されていない。そして結果的にそうではない、募集の原則に反する人がお越しになってる、提出をされているということで、提出をされてるものは一たん受け取られてるんですか、履歴書。 ◎小泉 教職員課長  所属のほうでお預かりはしておりますが、先ほど部長も申し上げましたとおり、返却をさせていただく予定にしております。以上でございます。 ◆市田 委員  履歴書をお持ちになったときに、それはちょっと65歳以上か未満かわかりにくい方もあるかもしれないけれども、そうではない方もあると思うんですけど、それを受け取ったときに確認はしないものなんですか。 ◎小泉 教職員課長  繰り返しの答弁になりますけれども、私のほうから所属員のほうに、そういった形で年齢の制限というところでチェックをするようにということで、その周知のほうが十分にできてなかったことは申しわけなく思っております。 ◆市田 委員  しかし非常勤嘱託が65歳までだっていうことは多くの職員とか校長先生だとか御存じだと思うんですよ。だから本来だったら、これ非常勤嘱託での65歳までだということで、そんな何人もの人が間違えて確認もされずに来られるというのはあり得ないと思うんですけど、どうでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  繰り返しの答弁になりますけれども、そういった形で年齢の制限というところで、実際に受け付けをした者に私のほうから周知をしていなかったというところに尽きると思いますので、そこのところは申しわけなかったと思っております。 ◆市田 委員  周知をしなければわからないようなことなんでしょうか、非常勤嘱託が65歳までだということ。どういうもんなんですか。 ◎岩本 学校教育部長  学校の管理職の先生方というのは、やはり行政の事務を細部まで知ってるかといえば、そうでない者も結構いてるというふうに考えております。その取り扱いについては、やはりこちらからもっと詳しく説明をすべきだったというふうに考えております。 ◆市田 委員  説明が不十分だったから間違いが起きたということで説明をされていますけれども、これはそれでは納得いきません。やっぱり意図的に何か65歳を超えた人もということで、最初は流れがあったんじゃないかという疑問はぬぐい去ることができない、そういう説明でしかないですし、そんなごまかしたような、そんな採用の仕方の人をつくろうとしてたということは本当に大問題だというふうに思います。子供たちにはうそをついたらあかん、ごまかしたらあかんって学校現場で教えてる、そういうところにごまかしやうそではないかと疑念を持たないといけないような、そういうようなことが起きているというのは大変不安でなりません。本当にこれ説明が十分でなかったから校長先生が間違えて推薦されたんですね。 ◎岩本 学校教育部長  すべての方がそういう65歳以上の方を推薦してきてるということではなく、まだ出ていない学校もございます。基本的に65を超えて警備員さんをそのまま、その方の履歴書を提出してこられたということは、そういうふうに誤解があったものだというふうに考えております。 ◆市田 委員  じゃあ65歳以上の人でもいいよとか、そういうことは言わなかったけれども、65歳までですとはっきり言わなかったから推薦があったということですか。 ◎岩本 学校教育部長  そういうことになろうかというふうに思います。 ◆市田 委員  それは何回聞いても、やっぱりおかしいです。そんなことあり得ないと思いますし、それがそうだと言い通すという、その姿勢もどうかというふうに思います。そこは本来本当に明らかにするべきだと思いますし、間違っていたんだったら間違っていたでちゃんと訂正されるべきですし、本当はもともとこうしようと思ってたけれども、やっぱり規則に従ってこうしようとして、正していったという説明があるんならわかりますけど、説明が十分でなかったからとか、わかり切っているような問題をそういうふうにごまかすのはやめていただきたいと思います。  あとスクール・サポート・スタッフのことですけれども、活用できる業務、これは個人情報に深くかかわる業務が結構あるんですけれども、この個人情報保護に関してどう徹底するのかというのを改めてお聞かせください。 ◎小泉 教職員課長  このスクール・サポート・スタッフにつきましては、非常勤職員ということで守秘義務のほうを課しております。また申込者本人の方が教職員課のほうに来られまして、登録の際に教職員課の担当のほうから個人情報の保護について説明させていただいた上で、これに関して同意のもとで登録をさせていただく予定にしております。また学校のほうにおきましても、勤務時間中に校内研修等で参加していただけるように学校長のほうにはお願いをしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  事前に説明をするというのはそれは当然のことだと思うんですけど、説明は、やっぱり説明でしかないということです。限定的でない仕事を、多岐にわたった業務をお手伝いいただくという人が、個人情報のことについてしっかりと研修を受けずに現場に入っていく、そういうことは大変危険だというふうに思うんですけれども、そこを、説明とあとは現場でみたいなことで本当に危機管理意識というか、そこについてはちょっと疑問に思うんですけれども、大丈夫でしょうか。 ◎岩本 学校教育部長  子供たちに係る情報はすべて個人情報と、こういった認識は持っておりますので、この間学校ではスクールヘルパー、あるいはケアアシスタントも非常勤嘱託職員で雇用してまいりました。常に子供にかかわる情報は個人情報であるということはその方々にも周知をしてきております。同様にスクール・サポート・スタッフにも周知を徹底をして、学校管理職からも機会あるごとにそういったことを徹底をしていきたいというふうに考えております。 ◆市田 委員  本当にデリケートな情報がいろいろとある現場ですので、そういう危機感が薄いんじゃないかなというふうに、やはりその程度では感じるということです。  それから業務負担の軽減だということでこのスクール・サポート・スタッフを配置するということですけれども、そう本当になるのかなということが疑問に思います。今、いろいろネットで調べることができますけれども、現に学校の先生であろう人のブログだとか、いろんなつぶやきとか、いろんなものを見てますと、一定の専門知識を必要とする業務もあるし、単に印刷だといってもそれではおさまらないようなこともあるし、本当に手助けになってもらえるのか疑問だというようなことだとか、いろんな疑問な声も出ている中、本当に負担軽減になるのかなというのは疑問に思います。学校は希望する業務ができる、そういう人材が来てくれるのかということについてはどのように認識されてますか。 ◎小泉 教職員課長  今、学校が希望してる人材が来てくれるのかということで委員のほうから御指摘いただきましたけれども、資格としましては当然教員免許の有無というのは今回問うてはおりません。実際学校で何らかの業務にかかわっていただいた方ということで、その方で求人というのができればいいですけれども、なかなかそれは、そういうことにとらわれず幅広く人材の確保に今、努めていきたいと考えております。 ◆市田 委員  学校の推薦の人が1日に公募というか4月1日からされて、その人が入るということになった学校はよしとしたとして、それでも推薦では見つけれなかったから公募でということで、公募をかけてもらっても配置がされない場合もあり得るんじゃないかというふうに思うんですけど、そのあたりはどうなるんですか。 ◎土屋 教育長  公募によっても配置がされないのではないかという御質問ですけれども、実際76名ということで、教職員課としましてもできる限り76名配置できるように努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  例えばじゃあ76人全部そろわずに70名ぐらいはそろったけれども、6名どうしても集まらなかったというときにはどういうふうになるんですか。 ◎岩本 学校教育部長  とりあえず公募のほうを早急にさせていただきたいと思います。ハローワーク等も含めていろいろな形で広報をしてまいりたいと思います。それとともに、学校教育部では過去からスクールサポーター等も活用してきました。そういった方で手があいておられればこちらのほうにどうかと、公募に応募してくれへんかというような声かけも含めて、そういったことで対応をして極力といいますか、早期の段階で76人を配置できるように頑張ってまいりたいというふうに考えております。 ◆市田 委員  早期に配置できるように頑張るのはもちろん頑張られるとは思うんですけれども、できなかったときのことはどう考えておられるのかということをお聞きしてるんですが。 ◎岩本 学校教育部長  そうならないようにきっちりとしてまいりたいというふうに考えております。 ◆市田 委員  65歳までだということをきっちりと説明できなかった、そういう状況の中で本当にきっちり76名配置する努力ができるのでしょうか。疑問です。あと、やっぱりこの示されている支給額、これも大変低くて、この状況でさらに65歳以下でっていうことでいうと、本当に厳しいと思うんです。76名、本当にそろえるの大変だというふうに思うんです。戸田市では時給1500円で週5日、1日5時間で、応募資格は原則教員免許を所有して教員経験を有する人ということにしてスクール・サポート・スタッフを募集されてるんですね。少なくともこうした人に担ってもらえるのなら負担軽減も可能だというふうに思うんですけれども、そのあたりどうでしょうかね。 ◎岩本 学校教育部長  現在でも今、学校現場においては地域の皆さんの無償のボランティアで支えられている部分もあろうかと思います。無償ということではなく、我々としては1時間1000円ということで活用をしていきたいということを考えております。業務内容につきましてはここに上げさせてもらったものが主なものなんですけれども、こういったことは地元の近くの近所の方でやってもらえるものという判断のもと進めてまいったものでございます。 ◆市田 委員  地元の近所の方で65歳の方で1時間1000円で来てくれる方が、すぐにさささっと集まるという考え方だったということですけれども、それは本当に大変難しいことじゃないかなというふうに思います。根本的には今、学校現場が大変なのは教職員が足りない、足りていないことだというふうに思うんですけれども、産休で休まれた先生の後が来ないだとか、そういう状況がずっと続いている。こういうことが余計に業務をしんどくさせているんだというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の、いわゆる産休ですとかいろんな事情で休まれてる方、そういう方がいらっしゃるというのは事実としてございます。 ◆市田 委員  そうですよ。学校現場は本当に先生が足りてないということが本当に大変な状況を生んでるというふうに思うんです。この金額をかけるのであれば35人以下学級の実現、これを1学年でも2学年でもふやすほうが現実的だというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  委員御指摘の少人数学級につきましては、児童一人一人の学習理解度、それからきめ細やかな指導というところに目的を置いております。今回スクール・サポート・スタッフにつきましては、教員の方の業務負担軽減というところに目標を置いております。その点で目的自体が異なっておると考えております。 ◆市田 委員  1クラスの生徒の数が少なければ、先生の採点だとかそういう業務も1人に課せられるものが少なくなっていきますし、いろんな調べられてるものがあるんですけれども、やっぱりそういう採点だとかそういうところに先生の業務の、使われている時間が多いというようなことが出されたりしているので、そういうことを考えると、やはり別々のものではなくて、35人以下学級の実現をして1人の先生が担わなければいけない生徒の数を少なくするということが、本当に現実的だというふうに思います。支援学級に在籍する児童生徒もクラスの教室で授業を受けるという時間は多くて、40人を超える生徒とか児童が教室にすし詰め状態になってるような、そういう学級もあると聞いています。40人以上の児童生徒がいっぱいいて、特に中学生、体がどんどん大きくなってくる、そういう中学生なんかは本当に40人を超えると教室がざわざわするし、もういらいらするし、教室の中が落ちつかない雰囲気になってるって子供たちからも聞きます。こうした状況では本来必要でないだろう指導にも時間がとられてしまうであろうし、本当にどんどん先生の仕事がふえて大変になっていく、時間もとられる、そういうことになっていると思うので、そうした状況を改善するということこそが教員のためにも子供のためにもなるというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎岩本 学校教育部長  委員御指摘のように学校現場での教員はもう足りているかというところであれば、まだ十分ではないものというふうに認識をしています。国のほうで、もう少し教員配置の基準を上げてくれたらいいのになという思いもございますが、ただ我々としては今、目の前に迫っている教職員のこの長時間勤務の解消、これを少しでも前に進めたいと。やはり直接的に何らかの支援をしたいということでこのスクール・サポート・スタッフの事業を決めたものでございますので、御理解をしていただきたいと思います。 ◆市田 委員  業務の中身が大変多岐にわたっておりますし、本当に負担軽減になるのかというのは疑問なものでありますので、そこはお認めくださいと言われても私にはちょっと理解が十分できません。それから雇い方についてもあいまいで、65歳までだと言いながらそうでない人が推薦をされてきている状況だとか、本当に信じがたいというか、それを本当に信じていいのかなと思うような疑問がたくさん残るままで、こんな進め方をされるような事業は認めることはできませんし、教員の負担軽減になるとは本当に思えない提案だということを申し上げて、私は一たん終わります。 ◆西村 委員  午前中から、昼から入ってもこのスクール・サポート・スタッフ配置事業ということで議論されておりますけども、いろいろと話を聞いてる中で教員の負担軽減を図り長時間勤務の縮減につなげと、それはイコールこれを、こういうスクール・サポート・スタッフにやっていただくことで、このこと、時間を、スタッフにやってもらうから子供たちとの触れ合いを多くするという事業ではないんですか。
    ◎小泉 教職員課長  委員お見込みのとおりでございます。 ◆西村 委員  それだったらちょっとそういうふうに言うてほしいなと。このことをやってもらうことで子供たちと接する時間をつくり、そして勉強も教えられるとか、中学生だったらクラブ活動もいろいろできるだろうということでこれを入れられたわけですよね。そういうことも含まれてるいうことでいいんですかね。 ◎岩本 学校教育部長  この事業の目的に関しましては、委員御指摘のように長時間勤務の解消と、それとそういう時間を、スクール・サポート・スタッフが教員のかわりに作業することによってその時間を子供に向き合う時間、あるいは子供に触れ合う時間、そういったものも確保していこうというねらいもございます。 ◆西村 委員  そういうふうにもうちょっと言うていただけたらなと、そのように思ってました。  ちょっとこのスクール・サポート・スタッフのことで代表質問でも右近議員がこの働き方改革について質問させていただいて、そして前は私がやらせていただきましたけども、ちょっとこれ質疑の話なので別なんですけど、例えば学校閉庁日とかに留守番電話をやるということでいろいろと質問もさせていただいた中、このスクール・サポート・スタッフということで今回31年度からやっていこうと、そのように認識してます。そういった中、その質問の中にも入れさせていただきましたけども、やはりやるからには、質問にも入れましたけど、今度来月、4月8日は始業式ですよね。そういうことも、やはりそういうときからこのスタッフを入れることが私は最善ではないかなと。そのためにもやはり4月1日からやるのであれば、例えば補正予算を組んで、4月1日からやるので、このように、例えば前の定例会に予算を出してきたという選択肢はなかったんですか。 ◎岩本 学校教育部長  申しわけございません。そういう考えのほうはなかったということです。 ◆西村 委員  なかったということになれば先ほども市田委員がいろいろ話ししてましたけども、これいつから用意ドンになるんですか、始まる事業になってくるんですか、そのような答弁だったら。 ◎岩本 学校教育部長  配置については4月の早い段階で行いたかったという思いで進めてまいりました。 ◆西村 委員  4月の早い段階でやりたかったとおっしゃったんですか、今。どうでしたか。 ◎岩本 学校教育部長  4月の早い段階で、遅くとも4月の始業式には間に合うような進め方でやっていきたかったというふうに考えております。 ◆西村 委員  ということはすべては間に合わなかったということで、これから、4月1日からウエブサイト等々で2段階に分けてこれから公募も含めてやっていくという中で、そもそも先ほど質問の中にありましたけど、学校からの推薦もお願いしてるという話があったんですけども、それはいつ時点の話でやられてたんですか。 ◎小泉 教職員課長  学校推薦ということで今、委員のほうにも御指摘いただきましたけれども、学校推薦ということで人材を集めていただくようにということでお願いしておったのは2月の下旬ごろでございます。 ◆西村 委員  2月の下旬にそのように学校にお願いをして、そしたらいつまでに答えを返してくださいという言い方をされてるんですか。 ◎小泉 教職員課長  3月の中旬ぐらいまでに、できましたら推薦のほうをしてくださいということでお願いしておりました。 ◆西村 委員  中旬までって、例えば3月15日までとかそういう書き方はしてないんですか。これからまた公募をかけていかなあかんのですよね。それはいついつまでと、中旬ぐらいまでじゃなしに3月15日までにはこのように学校から推薦を上げてください、なかったらまた公募しますというやり方ではないんですか。 ◎小泉 教職員課長  特に日にちについては明言しておりませんでした。3月中旬ということで伝えさせていただいておりました。 ◆西村 委員  中旬いうたらきょうは3月15日ですか。これぐらいも中旬といいますけども。まずそこだと思うんですね。まず中旬ぐらいまでにというのがね。4月1日には、やはり公募をかけなあかんわけですから、その点をしっかりと現場の方に教育委員会から言うてあげないと、また返ってこなかったら、こちらから電話をして、まだですかということをするんですか。 ◎小泉 教職員課長  3月中旬ということで明言しておりまして、委員御指摘のように推薦の状況、人が集まる状況はどうですかということで確認を一応させていただく予定でした。 ◆西村 委員  それは課長、いつまでにされますか。 ◎小泉 教職員課長  もう年度末が近づいてきておりますので、できるだけ早期にさせていただきたいと思ってます。 ◆西村 委員  もう4月1日からウエブサイトに公募するわけですよね。それだったら、やはりどれぐらい返してくれるのか、それをちゃんとしなあかんと思いますよ、やっぱり。月曜日も委員会ありますから、しっかり手分けして、ここの学校には学校からの推薦がないという把握を、やはり早急にこれはやってください。これはお願いしておきます。そういった中、このスクール・サポート・スタッフについて、これ要綱はあるんですか。こういう方が、例えば書いてますよね。授業、使用教材などの印刷及び物品の準備とか電話、来客対応業務の補助とか、そういう要綱があって学校にお渡ししてるのか、その点ちょっと教えてもらっていいですか。 ◎小泉 教職員課長  スクール・サポート・スタッフの設置要綱案ということで学校のほうに、こういう、新年度から予算が認められた場合にこういう人材を活用できますということでお渡しのほうはさせていただいております。 ◆西村 委員  というのは私らがこれいただいてる、このようなことはお願いしたいと。学校行事、式典などの準備などの補助をしていただきたいということで、そのためにも学校の現場さんから探していただきたいということで依頼してるということなんですね。 ◎小泉 教職員課長  学校の各校長のほうに依頼はさせていただいております。 ◆西村 委員  それならなおさら、もう早く、ここの学校はまだ出てない、ここの学校は出てるということをしっかりこれは課長、把握していただきたいなと、そのように思っております。やはり、やるからにはこれ76名すべてそろえていただかねばならないということで、これから4月1日から鋭意努力されていかれるものだと、そのように思ってるんですけども、子供たちがこれからこのようなことで学校の先生と触れ合う時間がふえるということで、やはりどのようなことが変わってくるのかなと。それは教職員課としてどのように思ってるんでしょうか。 ◎小泉 教職員課長  今まで、いわゆる教職員の長時間労働ということで、なかなか子供と向き合う時間というのに注力する時間がなかったということで、今回このスクール・サポート・スタッフの予算をお認めいただきましたら、この人材を活用させていただいた後に、そういった子供と向き合う時間、また教材研究の時間、そういったものに注力できるのではないかと考えております。 ◆西村 委員  先ほどからもありました。どうしても子供安全パトロールのことと何かかぶってしまうということで、これ平成17年からやられてたんですかね、子供安全パトロール。17年からやっておられたんですね。 ◎西野 学校教育推進室次長  16年より国の補助を使ってやっておりまして、17年から子供安全パトロールとして府の事業を活用して、やっているという形になります。 ◆西村 委員  17年から正式にやられて、先ほどからもお話ありました、子供たちが学校へ登校するときとか、例えば来客が来られたときに対応してたりとか、そういうことでやっておられるんだと思うんですけども、大体この、安パト安パトと言いますけども、8時から5時までということでやられたわけなんですかね。 ◎西野 学校教育推進室次長  学校の実情にもよりますが、原則8時から5時の勤務となっております。 ◆西村 委員  8時から5時だということで、今回このスクール・サポート・スタッフは1日6時間ということでやられますけども、これは安全確保のための児童生徒の見守り業務というふうに書かれておられますけども、やはりそういう8時のときに子供たちを迎えることの業務も含めてやられるということでいいんですかね。 ◎小泉 教職員課長  各学校によって、いわゆるこのスクール・サポート・スタッフの人材の活用の中身というのは変わってくるとは思うんですが、そういったことも想定されると考えております。 ◆西村 委員  それは各学校でこのように、例えば電話の、来客対応業務をやってほしいなということも、いろいろ学校の中であるから、そのことの教師の補助的と言うたらいいのかわからないんですけども、そういうことで考えておられるということでいいんですね。 ◎小泉 教職員課長  はい、そのとおりでございます。 ◆西村 委員  それだったら先ほども言いましたけど、岩本部長、やはり早くにそろえてあげやなあかんわけなんですね、こういうこともね。なかなか厳しいこともあるかもしれないですけども、本会議答弁では速やかに取り組んでいきたいという答弁だったかと思うんですけども、いついつまでにという言い方はしませんけども、部長その点しっかりと、この76名そろえていただけるようにやっていただきたいと思うんですが、部長ちょっと答弁いただいてよろしいですか。 ◎岩本 学校教育部長  やはりこのスクール・サポート・スタッフの趣旨に基づいて一日も早くスタッフを配置をして、早い段階で教職員の働き方改革につなげて、もう一つの目的であります子供に向き合う時間、それも確保できるように一日でも早く配置をしていきたいというふうに思います。 ◆西村 委員  こういうふうになったというようなことを、ぜひ私どもにもまた報告をしていただきたいし、やはり私はやるからには本当に早急に、理想は4月からこのようにスクール・サポート・スタッフのが、76名すべての学校に配置をしてやっていただきたかったなということでありますので、今、部長いただきましたけども、ぜひ一日でも早くそういう体制が組めるように、これは要望しておきたいと思います。関連ですので、終わっておきます。 ◆鳥居 委員  以前からあるスクールサポーター、これは大体報償費、4400万上がってあるねんけど、何人ぐらいサポーターの人がおるのかな。 ◎中渕 学校教育推進室参事  スクールサポーターにつきましては今、ちょっと精査できてないんですけれども、活動をやっていただいている方は280人から300人ぐらいというふうになっております。 ◆鳥居 委員  名前よう似てあるからどういう仕事をやってはんのかなと思って聞きましてんけどね。このスクール・サポート・スタッフというのは賛成なんですけど、先ほどもずっと皆心配してるのは本当に76人集まるんかなと。僕もちょっとこれ本当にやる人が来てくれるのんかな、本当に心配します、これ、ほんまにね。それと雇い方も市田委員から言われてそういう2段階で校長先生からの推薦でやるって、それは最初に説明するときに言わなあかん。何かぱっと見てたら、聞いてたら隠してるような印象になるから、それはもう最初にそういう推薦であれしてますいう説明をしてくれなあかんわ。途中でそんなん言うたらほんまに印象が変わると思います。せやからこれから、今、副委員長もおっしゃってましたけど、早いことそうやって人材を確保するというのはおれは賛成です。せやから65歳と言わんでも70でも元気な人はいてはります。内容から見たらこれ男の人より女の人のほうが何か向きそうな業務内容かなと思うので、パートみたいな感じになるん違うかなと思います。せやからそういう中で安全確保のこの仕事はちょっと向いてへんの違うかなと。本会議でもいろいろ皆心配してましたけど、防犯カメラと、それでそういう警備員の人がおるのんと全然違いますからね。おるのんとカメラと、これはそういう方針を決められましたけども、様子を見て、また警備員の人を雇って、いろんな地域によって雇ってもらわなあかん場合はそういう方向転換をしていただきたいな、そういう要望だけしておきます。以上です。 ◆市田 委員  青少年センターの子供会費、それから友の会の活動費などについてお伺いいたします。青少年センターの子供会活動費とか中学生友の会、高校生友の会などの活動費などはずっと変化なく同じ金額でずっと推移しているんですけれども、これはこれまでもずっと我が党は、ここは見直して全体のものとして考え直すべきではないかというふうに指摘をさせていただいてきたところなんですけれども、どうしてここはいつも手が入らないままなのか教えてください。 ◎松村 長瀬青少年センター館長  まず子供会活動経費のほうでございますが、長瀬青少年センターにおきましては確かに委員おっしゃるとおり、御指摘いただきましたとおり30年度から31年度につきましては予算額については同額でございます。ただ29年度から30年度に向けての予算につきまして、子供会活動経費で使う使用料のほうにおきまして全体で227万円でございましたが、施設の利用に際し受益者負担の観点から29年度までは入園料については一部公費も負担していただいてたんですけれども、30年度からは227万円から150万6000円と35%程度の減額をさせていただきまして、入園料についてはすべて保護者負担といいますか受益者負担で対応させていただいています。31年度もその形で入園料についてはすべて保護者の方に御負担いただいてるんですが、総括しましたところ、参加者数で一応満足度も前年どおりでという形なので、来年度以降も予算をお認めいただきましたら同様な形で受益者負担の観点は大事に考えていきたいと思っております。2点目の中友、高友学習会についてですけれども、確かに予算額については同額でございます。ただ児童生徒の健全育成の観点から勉強の習慣づくり、習慣を身につけてもらうという観点から、保護者からも御信頼いただきまして、学校に行けてない生徒につきましても中友、高友の学習会には顔を出してくれるような生徒もございまして、一部そういう形で子供たち、生徒の相談の場所とも言える機能も果たしてまして、これからもぜひ続けていかしていただきたいと考えております。 ◆市田 委員  大事な事業なんだということでこれまでもずっと主張されているんですけれども、青少年センターの子供会、特に長瀬の子供会では年間で結構な行事が組まれていて、受益者負担で負担していただくようにはなったといえ、かなりの回数、館外活動というのに行かれているということでは、やはりほかの地域に住む子供たちとは待遇が変わってしまっているということは間違いなく、そういうことが結果的には起きているということになっているので、ここは本当に早急に見直しをして、市全体としての子供たちにどういうふうな活動が必要なのか、そして市としてどういう支援ができるのかという観点にして予算を組んでいただきたいというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎福原 社会教育部長  委員御指摘のとおり、いいことをやっているのであれば全体のものとしてやっていくようにということは前回、以前からも御指摘いただいてるところです。当然そのように私のほうも考えておりますので、市長部局のほうの事業の展開であるとか、当然学校のほうとの社会教育部としての連携であるとか、そういったものすべてかんがみた上で、そのようにできるような形で検討していきたいなというふうには思っております。 ◆市田 委員  やっぱりいろんな地域で、ちょっと違うにしても地域の自治会の子供会などは年に1回のバス旅行とかでも必死で廃品回収したりとか、そういうことでお金を集めて行事をしているという、そういう状況にあることもありますから、本当に市全体の子供たちに対してどう活用していけるのかという、そういう取り組みを考えていただきますように改善を、本当に特別扱いに見えるようなそういうやり方ではない、そういうことを考えていただきますように強く要望して終わります。 ◆中西 委員  私はちょっと小中一貫教育についてお聞きをしたいと思います。小中一貫教育、この31年度からスタートをするわけです。全小中学校でやると。 ○吉田 委員長  一般質問ですか。 ◆中西 委員  はい。 ○吉田 委員長  済みません、じゃあこの際質疑、質問をあわせて行います。 ◆中西 委員  ちょっとこれは一般的な質問に係りますので、小中一貫教育なんですけども、取り組んでいる自治体というのはこれは29年度の数字なんですけども、1718ある自治体の中で239ということです。だから本当に小中一貫教育を取り組もうとしている自治体というのは、全国的に見てもそんなに多くはないと思うんですよね。その中で全市的に小中一貫をやろうと。そしてまた、その中の小中一貫のさらに徹底したものとして義務教育学校を、全国でまだこれから先に開校する予定のものまで含めても百三十数校しかない中で、本市では2校でやろうということなんですよね。これ本当に私は全市的に小中一貫って大丈夫なんかなというのは常々考えてきました。モデル校をつくってそこでやってもいいんじゃないですかねということを聞いたら、これは当時の坂上室長が、いやこれは一部の学校ではだめなんです、全市的にやらないとだめなんですという強い決意を聞いたわけです。私は本当に教育委員会の強い決意というのをそこで感じたんですが、東大阪の教育を変える大きなきっかけになるというふうに思うんですが、小中一貫教育の3つの柱というのをこれは常々広報されてますが、それをちょっと改めてお聞きしていいですか。 ◎山口 小中一貫教育推進室参事  3つのねらいですけども、確かな学力の定着と学校移行期における円滑な接続と適応、そしてグローカルな人材の育成でございます。 ◆中西 委員  これは資料を見ないでさっと出してほしいところなんですけどね。学力の向上とか中1ギャップをなくす、小中の段差をなくすいうのはこれまでから私も質問も何回もやってきたので、きょうはちょっとこの3つ目のグローカルな人材の育成ということで未来市民教育ということでされるというふうに思うんですが、それについてお聞きをしたいなというふうに思います。先日、小中一貫教育実施ということでこのリーフレットをいただきました。夢TRY科という科目を創設して実施をするということなんですが、この未来市民教育というのはどういったものなのか、ちょっとそこのところをお聞かせ願えますか。 ◎勝部 人権教育室参事  未来市民教育、その中でも夢TRY科というふうに取り組む新たな教科でありますけれども、小学校3年生から中学校3年生までが小中一貫教育の実施に伴い活用できる特例を生かしまして、その小中一貫教育に必要な教科として実施をするものであります。内容としましては防災の学習でありますとか、よりよい生活を送るために必要な内容につきまして学習をすることで、東大阪を愛し、広く世界に開かれた感覚を持ちながらさまざまな人とともに協力しながら生活を送ること、その生活を、今後変化の激しい、予測が難しい社会になるというふうに考えられている中で、命を大切にしながら生き抜く力をはぐくんでいきたいというふうに考えております。 ◆中西 委員  そうしますと、これはちょっと私も小中のカリキュラムというのをよく承知やってるわけじゃないので、教科として行われるわけですね。例えばこれは小学校だったら算数、国語とかある中で未来市民教育という教科になるんですか。 ◎勝部 人権教育室参事  今まで学校では教科とは別に総合的な学習の時間という時間がございました。その学習の時間の一部を活用して進めてまいります。 ◆中西 委員  そうすると、これは学習指導要領の中で、別にそれに反するものじゃなくて、その中で組み込まれたものという理解でいいんでしょうか。 ◎勝部 人権教育室参事  おっしゃるとおりでございます。小中一貫教科を実施をしてもいいという特例は現在の学習指導要領の枠を超えてはいけないというものでございます。ですので、総合的な学習の時間の学習指導要領に基づいた内容となっております。 ◆中西 委員  そうしますと、学習指導要領を超えない範囲で新たな科目をつくったと。またその内容については教育委員会で独自に考えていくという、そういう理解でいいんでしょうか。 ◎勝部 人権教育室参事  はい、おっしゃるとおりでございます。教育委員会だけではございませんで、29年度から準備を進めてまいりましたので、その中では教職員の皆様の御意見もいただきながらつくり上げてまいりました。 ◆中西 委員  これ29年の4月にいただいた東大阪小中一貫ワン、ツー、スリーという中でも未来市民教育のことは触れられています。そしてこの中で、これは東大阪小中一貫教育の柱になることも考えられているという強い決意を述べられてるんですが、これは郷土に誇りを持ち、広く社会に開かれた手腕を持つ人材の育成を目的として本市の歴史、自然、産業に関する学習を通してコミュニケーション力、郷土への誇り、情報活用能力等をはぐくみますということがこの教科のねらいとして書かれているんですけれども、とりわけ物づくりや郷土の歴史と東大阪の特色に基づいた教育活動が系統的に行われず、東大阪の地域を尊重する意識の醸成が十分であるとは言い切れませんということのそういう現状分析の中で、この教科も考えられているんですけれども、その辺どうなんでしょう、物づくりとか郷土の歴史、東大阪の特色に基づいた教育活動というのが重視されているように思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◎勝部 人権教育室参事  委員御指摘のワン、ツー、スリーの中には全国的な総合的な学習の時間の課題について文科省のほうから示されているものを一部取り上げながら、東大阪の現状と重ね合わせて整理したものであります。この夢TRY科はその課題に基づいて、おっしゃるように物づくりでありますとか歴史の部分を大切にした学習を系統的に進めていく、そういうふうな学習内容に作成をしております。 ◆中西 委員  勝部さん自身がこの教科書の作成にかかわっておられたということも聞いてますので、力強いお答えだというふうに思うんですが、この指導要領を作成するとともに実施内容を示すテキストを平成29年度中に提示をするというふうにこの中ではあるんです。だけど、これ提示をされたのはつい最近なんですけれども、これはおくれているということなんでしょうか。 ◎勝部 人権教育室参事  今、お手元にあるのはワン、ツー、スリーのバージョンワンかというふうに考えております。バージョンワンを作成している段階では、今のコンセプトとは少し違うコンセプトで進めておる段階でございました。そのときから学習内容を東大阪で統一したものを示すというふうに大きく現場の意見も取り入れながら変更をしてまいりました。その段階で学習内容をこちらのほうが示したテキストを作成するということで、改めて学校のほうにはスケジュールのほうを示しました。その示した段階ではことしの3月に配布をするというふうにスケジュールの変更をいたしたものであります。 ◆中西 委員  そういうスケジュールの変更の中でテキストがつくられたわけで、まだそれは私たちには示してもらってないんですが、それの中身も楽しみにしたいんですけれども、特にこの夢TRY科というのは郷土の歴史、東大阪のことを知ってもらうということが大きな目的の一つになってると思うんですが、私は2年前の12月議会で東大阪の歴史を知り郷土に誇りを持つ子供の育成について、かるたを活用してはどうかということの提案をさせてもらったわけです。その答弁が、小中一貫教育で実施する未来市民教育では郷土に誇りを持ったグローバルな人材の育成を目標の一つとしていると、市民教育のワーキンググループで議員から提案をいただいたかるたがどのように活用できるかも含め、郷土について学びを深める学習活動の工夫について研究してまいりますというような答弁があったんです。これについて市教委のほうがどういうふうに対応されているのかわかりませんけれど、かるたそのものはこれは全国的にもいろいろその活用が言われていまして、例えば奈良の田原本では小学生の新入生に配布したりとか、また県立高校の生徒に配布してかるた大会も行われたりとかいうようなこともあるようです。そういったことでこのかるたというのが遊びながら地域の歴史を勉強するということでいうと、非常に有用な手段じゃないかなというふうに考えていますので、これもぜひまた教育委員会でも前向きに考えていってほしいなというふうに思います。それは強く要望しまして、私の質問を終わります。 ◆森田 委員  小中一貫の話が出ましたので、小中一貫の話をするときに、以前に施設一体型の、最終的にはそこを目指しているというふうなことをおっしゃってたかのように思います。そういう将来の予定はあるんですか。 ◎土屋 教育長  以前にも森田委員のほうから施設一体型のいわゆる義務教育学校、これの設置の具体的な計画はあるのかと、こういう御質問でございました。現時点では具体的な計画、あるいは見通しというようなものは持ち合わせておりません。 ◆森田 委員  本来、小中一貫いうのは施設一体型で完成するものかなと、それはもう私もそう思ってるんですけれども、そうしたら最近長いこと小学校等の統廃合がないように思うんですが、その予定はあるんですか。 ◎土屋 教育長  今お尋ねがございました小学校、あるいは中学校の統廃合につきましては、学校規模適正化基本計画に基づきまして、具体的な内容といたしましては昨年4月に開校いたしました布施小学校の統合、これで一応適正化計画に基づく適正化、いわゆる統廃合、これは終了しております。これが終了した後にこれから先の具体的な統廃合についての計画、これはあるのかということでございましたら、現時点ではございません。 ◆森田 委員  一番児童数の多い時代から見て、今、約4割を切ったというふうに聞いてます。児童数が4割切ってそのままの学校の数というのも私はちょっとおかしな話違うかなというふうに思っていて、布施小学校からこっちの予定は全くないということなんですけども、もっともっと統廃合はしていって、それでこの小中一貫に結びつけていくような統廃合も考えていただけたらなというふうに思って、今ちょっと御質問してるんですけれども、全く考えてないということでしょうか。 ◎土屋 教育長  まず学校規模の適正化の問題につきましては、やはり今、委員のほうから御指摘ございましたように少子化の傾向はまだとまっておりません。現実に市内小中学校に通う児童生徒の数というのは年々減少しておりますので、当然このことについては学校施設のあり方も含めましてその規模について今後とも検討していく必要があろうと思います。施設一体型の義務教育学校ということでございますけれども、これは委員が御指摘のように一つは小中一貫教育を本当に進めていく上で一体型の学校というのは、やはり必要ではないかと、こういう観点からの御指摘であろうと思っております。その部分、やはり施設一体型で一貫教育を行うというのはこれは理想的な姿でございますので、我々としてはそういうふうなものを目指していくと、こういう考え方は当然持っております。ただ学校規模の適正化の問題と施設一体型の義務教育学校の設置、これをどう考えるのか、一応基本的には別の問題でございまして、今後具体的な計画を立てると、こういう際にはそういう要素もあろうかと思いますが、一般的な考え方としては異なる問題と、このように考えております。 ◆森田 委員  私もそれは一緒の話やとは思ってません。ただ児童数が4割になってるのに、その割には余りにも統廃合が少な過ぎるん違うんかなというふうな思いがあります。統廃合をして、その統廃合をされた学校をさらにレベルアップして、またこの小中一貫を、上手に小中一貫に結びつけていっていただけたらなというふうな思いがありますので、今のところ適正やという御回答でありましたので、今後これからまだまだ少子化が続いてくるようなことがあればこれから考えるということで、そういう解釈でいいですか。 ◎土屋 教育長  重ねての答弁でございますけど、今、森田委員御指摘ございましたように、やはり学校規模のあり方、これにつきましては当然不断に考えていかなければならない課題と、このように考えております。 ◆森田 委員  ぜひ統廃合も含めて今後検討していっていただけたらなというふうに思います。それによって、また学校のスキルもアップさせる、そしてまた小中一貫につなげるというふうなこともぜひぜひ検討をしていただきたいなというふうに思って終わります。 ◆市田 委員  子供安全パトロールの廃止がされるということについてお伺いいたします。この廃止についてはどのような議論によって廃止しようということになったのか、具体的にはどういう会議でだれが参加していて、どんな資料や文献を参考にしてお決めになったのかというのを教えてください。 ◎西野 学校教育推進室次長  子供安全パトロールの廃止につきましては、国の示しております門等における不審者侵入防止の対策事業等にも正門のオートロック化、またカメラつきインターホン、防犯カメラの設置等が示されておりまして、そういったものにより一定の安全対策が講じられたものという判断のもと、教育委員会内で協議を重ねまして廃止を決定したものでございます。 ◆市田 委員  今、示された、資料にしたという中では、それは防犯カメラだとかオートロック化とか、そういうことがそろえば人的体制はもう不要だという、そういうことが記されてるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  人的配置が必要であるというふうに示されているものではございませんが、先ほど申し上げましたように不審者侵入等についての対策としては一定こういったものが望まれると示されているものです。 ◆市田 委員  そういうことをしていくということは、望まれるということが記されているということはわかりましたけれども、人的配置は必要ないということも示されてるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  人的配置が必要でないということは記されてはおりません。 ◆市田 委員  学校施設の防犯対策に関する調査研究報告書というのが文科省から出されていまして、その中では人の面の確保が必要だという項目だとか、それから機械警備には限界があって必要に応じてガードマンの契約やボランティアの対応を図ることも有効だということで示されていたりだとか、防犯カメラやそういうオートロック化がされても幾つもこういうことに注意しなければならないということが示されているんですけれども、そうしたことはすべて検証されて大丈夫ということになっているんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  繰り返しになりますけれども、先ほどから申しております3点の機械的な設備の設置によって、現在行っております子供安全パトロールの事業については、一定それの対応は行えるものというふうに判断したものでございます。 ◆市田 委員  しかし先ほど示された資料、もとにしたという資料をまたさらに詳しくされた調査研究報告書では、さまざまなことが求められていますけれども、そうしたことが本当にすべて検証されたのかというところがあんまり明らかでないというふうに思うんです。例えば、避難についてなども詳しく示されているんですけれども、インターホンなどで通報をちゃんとすべての教室とかにできるようにということで、通報システムをちゃんとしないといけないというようなことも示されてるんですけれども、東大阪の学校の中には教室にインターホンがない教室があったりだとか、走っていって話しせんと話が通じへんような校舎があるわけですよね。そういう中でこの示されてるものをちゃんと検証されて、そういうところはどうするとかいうこともすべて研究された上だということですか。何度も一定の水準には達したということでお聞きしてるんですけれども、その一定の水準というのがよく、何が基準になってるのかというのもわからないですし、そういう詳しい研究、検討がされて廃止を決めたということなんでしょうか。 ◎岩本 学校教育部長  今回この子供安全パトロールの廃止の判断につきましては、当時池田の事件があった平成17年の当時、学校は朝門をあければその門を閉めることは学校が終わるまでなかったんですけれども、あの事件以降正門を、大きな門を閉め切ることになりました。加えてその後モニターつきのインターホンを設置をして、オートロック化をさせていただきました。外部から入ってくる不審者に対してそういった措置をとろうということで設置をさせていただきました。今現在、去年の秋から正門には防犯カメラがついています。この防犯カメラに映ってる映像は職員室にあるモニターでずっと映っているわけでございます。そのモニターは四六時中だれかが見ているのかといえばそうではないですけれども、その正門付近の映像は常に職員室のモニターに映し出されてるということで、職員室にいてるだれかが気をつけてくれてるということで、一定の目がそこにはあるという判断のもとで今回子供安全パトロールの警備員を廃止したというところでございます。 ◆市田 委員  今、その防犯カメラを一つ例に出してお話しいただきましたけれども、職員室でずっと見れるようになっているということですが、職員室に人がいない時間って結構あるんじゃないかなと思うんですけれども、そうした中ではその防犯カメラが幾ら職員室に流れていても、それを確認する人がいないという状況が一日のうちで長い時間あれば、あんまり役には立たないというふうに思います。少なくとも防犯カメラがっておっしゃるのであれば、防犯カメラの映像がどこか遠隔ででもきちっとずっと把握がされていて、異常があれば学校に通報があるとか、そういうことだったらわからないでもないですけれども、そういうふうにもなっていない。職員室に流れているだけではなかなかそういうことを、異常があるかもしれないと思って見るのと何か流れているというのとでは全然違うと思うので、それでは余り安心にはつながらないと思います。府内市町村の状況をちょっとお聞きしたいんですけれども、警備員をもう配置していない学校と配置してる学校とあると思うんですけれども、これはどんな状況になってるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  府下他市の状況でありますけれども、すべてではなく、ちょっと今、手元にありますのは19の市のほうに確認をとっておりますが、警備員の配置を行っているのは4市というふうに把握しております。 ◆市田 委員  まだやっぱり警備員を配置しておかないといけないというふうに考えてる学校もありますし、本当に廃止するなら廃止するで、もう少し安心ができる提案であればまだわかりますけど、本当にこのことはどうするのってお聞きしてもなかなか安心できる答えが返ってきませんし、不安です。放課後に今は子供安全パトロール事業では、授業が終わってから5時までの間は巡回もしていただいてるということですけれども、これはどういう対応がなされるようになるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  下校時における子供たちの安全の見回りにつきましては、登下校時につきましては本市において愛ガード協力員さんの協力もいただきながら、学校、家庭、地域が連携した対応をとっておりますので、一定そういったところにも御協力いただきながら進めていきたいと考えております。 ◆市田 委員  だとすれば、その今までの巡回パトロールそのものが、私は意味のあるものだと思いますけど、意味のなかったような、ほかの人でやってるからいいという、そういう評価になるんですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  子供安全パトロールにおきましては、子供たちの下校時間以降、子供が校内にいない時間帯については回っていただくいう形ではお願いをしていたところであります。子供の下校時間がさまざまですので、一定5時という形で学校の状況によっては下校時間が遅くなるということもありますので、5時ということでも学校内にいていただくというような状況もありますので、学校周辺及び通学路につきましてはその他、先ほど申しましたような学校、家庭、地域の連携によって安全の見回り等も継続して行うものというふうに考えております。 ◆市田 委員  地域の方にも御協力をいただくということが今、ありましたけれども、これまでも愛ガードで御協力いただいてる方が地域にはたくさんおられると思うんですけれども、そうした愛ガードの皆さん方が、もう警備員さんはいなくなるので強化をよろしくお願いします、そういうふうな話になっているということですか。 ◎西野 学校教育推進室次長  それにつきましてはまた今後いろいろな場面でお願いをしていきたいと思っております。 ◆市田 委員  なくなってから、なくなりますからよろしくというような、そういうふうな形になるということで、それもいいよと言うてくれはるかどうか、それは地域の子供のために、大事な子供たちを守ろうということで頑張っていただけるとは思いますけれども、何か何でもそうやってボランティアでというのはちょっと違うんじゃないかなというふうにも思います。あと防犯訓練というようなものが学校では行われているんではないかなというふうに思うんですけれども、それは行われてるんでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  学校におきましては防犯訓練を行っております。 ◆市田 委員  現在は警備員さんが第一義的な侵入者とか、そういうことへの対応をしてるという設定で行われているんじゃないかというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎西野 学校教育推進室次長  子供安全パトロールの警備員さんは当然門にいらっしゃいますので、来校者に一番初めに会われるということはございますが、一定先ほど言いましたように学校へ来校された方についてはインターホンのほう、また防犯カメラのほうで確認することによって学校のほうが把握するというようなことができると思っています。また、警備員さんが発見された際についても職員室のほうへ連絡するという形をとっておりますので、一定同じような形がとれるかなというふうに考えております。 ◆市田 委員  じゃなくて、その訓練の最初の取っかかりはどういう設定で訓練が行われてるんでしょうか。 ◎岩本 学校教育部長  学校の安全対策マニュアルというのは各学校園でつくられております。その対応については各学校ごとで違ったものになってくるというふうに考えておりますので、一義的にだれが、今までの安全パトロールの警備員が対応するのか、あるいは最初に発見した人が対応するのか、学校によってマニュアルが違ってくるというふうに考えております。 ◆市田 委員  じゃあそのマニュアルは学校ごとに違っているし、子供たちが訓練してる設定も学校ごとに違っているということであれば、なおさらこの警備員さんがいなくなった後の訓練はどうするかということとかをもう一度見直しをしないといけないと思うんですけれども、それはもう既にされてるということでよろしいですか。 ◎岩本 学校教育部長  今後そのマニュアルの見直しについてはまだ通知をしていませんが、子ども安全パトロールの警備員さんがそのマニュアルに入っていれば、そのマニュアルの見直しは図っていただかなければならないものというふうに認識をしております。 ◆市田 委員  3月31日にはもう廃止をする予定にしているものが、今になってもまだそういう通知なく検討もされていないということで、本当に安全を担保してこの事業を廃止するということが決められたとは到底思えないですし、本当に何かもう思いつきかのように感じてしまうような、子供たちの安全を担保するには検討というか研究というか、そういうことが本当に少ないなというふうに感じます。大事な子供を皆さん学校へ行かせて、学校は安全やと思って行かせてるのに、そういうことでは本当に不安でたまらないし、子供、保護者の皆さんも本当に不安でおられます。我々がこういう予算書でこの事業、この事業なくなるねんなって知る前に、地域の保護者の皆さんからは、いなくなるらしいけど、どうなるのっていう心配の声も届いてる、そういうぐらい地域の保護者の皆さんも子供たちも本当に心配されていますし、子供も保護者も本当に喜んでいた事業をこんな何か、十分な検討がされたのかどうかわからないような状況で廃止するというのは本当にひどいなというふうに思いますけれども、どうですか。
    ◎森田 学校教育推進室長  委員御指摘のように、保護者や学校のほうでそういった不安の声があるということについては承知しているところでありますけれども、今、先ほど御指摘ありました対応マニュアルのことであったりとか体制のことについては、そういう指示も出していきますし、また我々も学校訪問しながら学校の状況も確認し、どういった支援ができるかというか、支援をしてまいりたいというふうに考えております。 ◆市田 委員  本当に先ほども言いましたけど、通報しようにも各教室に、不審者が入ったからちゃんと対応しましょうねということを言うためのインターホンすらない、そういう教室があるということを念頭に置いていろいろ考えられたのかなとか、本当にこれ出されている研究報告書を読んでいると不安になります。それぞれのいろんな項目をちゃんと見直していただいて、それにちゃんと適応できる、そういう体制ということがないままでは、これは本当に廃止してはいけないというふうに思います。強くそういうことを申し上げて一たん終わります。 ○吉田 委員長  この際、議事進行上、暫時休憩いたします。               ( 午後2時57分休憩 )            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               ( 午後3時20分再開 ) ○吉田 委員長  休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは質疑、質問を続けます。質疑、質問はありませんか。 ◆市田 委員  学校の体育館の床の改修やブロック塀の改修、消防設備補修などについてお伺いいたします。まず小学校の老朽化が進む体育館の床を改修するという、この床の改修事業ですけれども、小学校6校、中学校3校が選ばれていますけれども、この学校を改修するというのはどういう抽出がされたんでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  今回の体育館の床改修事業でございますけれども、一定昭和46年ぐらい、40年代、50年代に建てました体育館につきましては、平成12年から平成19年にかけまして床の改修事業は一定完了をしております。そのときに比較的新しいということで残っておりましたのが、小学校につきましては昭和61年から平成4年までに建てた体育館で、あと中学校につきましては古い体育館につきましては平成5年から平成15年にかけまして床改修してきましたけども、そのときに残っておりましたのが昭和62年から平成8年までの体育館でございます。今回の床改修事業につきましては、以前床改修をしました、そのとき比較的新しかった分を年数がたちましたので、今回床改修をさせていただきたいということで予算を上げさせていただいております。 ◆市田 委員  この体育館の床面では、老朽化していたことが原因でけがをされた子供さんもおられるということでは、すべての学校をもう一回見直していただいて、まずはこの学校だということですけれども、本当に、前にやったからというて、その使い方だとか雨漏りの状況だとかによって安全な状態にあるかどうかというのははっきり言えないと思いますので、すべて調査をしていただいてけがをすることのない体育館、滑り込んでも大丈夫な体育館をぜひ担保していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  今、議員御指摘のありました体育館の事故が11月にあったわけでございますけれども、その後各学校に施設整備課から照会文を出させていただきまして、済みません、日付は今ちょっと資料を持ってないんで、済みません、出させていただきまして、学校の管理職で体育館をまず見ていただいて、ちょっと不安なところがあるという報告をいただいたところは施設整備課の職員も確認のほうへ行っております。緊急的に補修しなければいけないものにつきましては、予算をいただいてます修繕料の中で補修をしておるところでございます。今回上げておる体育館以外につきましては、もう少しもつだろうという判断をさせていただいておりますけれども、32年度以降も継続してやっていくことが必要かなと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  学校からの照会報告があるだけではなくて、やはり専門的な目で見てどうかということも、すべての学校を評価していただきますようにお願いしておきます。  あと消防設備補修事業では、今回防火戸作動不良や誘導灯不点灯、赤色灯不点灯が指摘があったものに補修をするということですけれども、今回の小学校22校、中学校19校を補修すればすべての学校のこの3つの点については改善されるということでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  今回の31年度予算に上げさせていただいております消防設備の補修の事業でございますけれども、平成30年、昨年の夏休みに消防局の立入検査がございました。その立入検査で指摘があった部分を改善するということで、この予算を上げさせていただいております。ですので、施設整備課で別途消防設備の点検であるとかというのはまた行っておりますけれども、そちらの指摘事項については、申しわけございません、今回の中には入っておりませんので、この後また大規模営繕予算等を活用しながら優先順位をつけてやってまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  ごめんなさい、ちょっと、消防局の立入検査についてはこの3つが点検されて、それについて指摘があったものをすべて改修することになるという理解でよろしいでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  主な指摘項目として防火戸の動作不良と誘導灯の不点灯、あと赤色灯の不点灯というのを記載させていただきましたけれども、あと自動火災報知機の受信機の電源不良であるとか、あとさまざまな指摘のほうはいただいておりますので、そちらについても今、この予算の中に含めさせていただいてるところでございます。 ◆市田 委員  消防局の点検で指摘されたものは一定改善がされるという認識でいいんですよね。 ◎高橋 施設整備課長  委員御指摘のとおりでございます。 ◆市田 委員  命にかかわるものですから、これがやっと改修されるということはよかったというふうに思いますけれども、ここまでされずに残っていたというのも問題だとは思いますけれども、ちゃんと、一回したからということではなくて、ずっと、指摘を受けたらすぐ改修できる、そういう状況にあっていただきたいというふうに思います。  それから学校の施設にあるブロック塀、これは1.2メートル以上のものについて対応するということですけれども、これはもうちょっと低いものについてはそういう対応をしなくてもよいものなのでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  高さにつきましては施設整備課の中でもいろいろ議論をさせていただいたんですけれども、1.2メーター以上、大体1段が20センチですので、6段があれば撤去の対象かなというふうに考えております。それより低いものにつきましては、倒れる可能性というのが完全に否定できるわけではないですけれども、まず優先してやっていくのが1.2メーター以上ということでまずは進んでいきたいと考えております。 ◆市田 委員  わかりました。これも安全に進めていただきますようにお願いします。  それで我々はいろんな、学校の改修については大幅な予算確保をして、施設改修をするようにずっと求めてまいりましたけれども、求めてきた危険箇所のごく一部しか今回改修される予算には反映されていないというふうに受けとめていますけれども、工事請負費の比較を、30年度と31年度では予算ではどうなっているのか教えてください。 ◎高橋 施設整備課長  30年度の当初予算と31年度の当初予算の工事請負費の比較でございますけれども、済みません、ちょっと小中しか集計しておりませんが、小学校につきましては平成30年度が3億4940万円、平成31年度が2億4560万円ということで1億380万円の減額となっております。続きまして中学校につきましては平成30年度が1億3090万円でございます。平成31年度は1億5800万円で2710万円の増額でございます。以上でございます。 ◆市田 委員  全体としては減額になっておりますし、中学校の増額についてもほんの少しということになっていますけれども、これ本当に命にかかわるような危険箇所がたくさんある中で、今回私たちは求めてきたけど、この31年度の予算には入っていませんけれども、どうしていかれるおつもりでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  小学校につきましては、部長が本会議答弁でもさせていただきましたけれども、小学校空調の設備の整備事業が平成31年度工事を予定しております。その中で、同じ教室の中で空調を設置する工事と床を改修する工事を同時にやるということができないというふうに施設整備課では考えまして、財政課とまた平成30年度の予算要求の段階で協議をさせていただいたところでございます。31年度予定の金額を少し、言葉は悪いんですけど、前借りを平成30年度でさせていただいて、平成31年度を低くするというこの協議の結果、この予算になったものと考えております。確かに委員御指摘の工事請負費は少なくはなっておりますけれども、新しい機能と申しますか、小学校の空調設備をつけるということで、工事請負費ではございませんけれども、16億円の予算もお認めいただいておりますので、全体的には学校施設に投じるお金というのは増額になっているものかなと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  小学校の空調設備については、これまでずっとずっと後回しにされてきたことがここに至っただけですので、余り理由にはならないなというふうには思いますけれども、本当に危険な箇所をこのまま置いとけないというふうに思うんですけど、これはどうしていかれるんでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  これまで消防設備等いろいろ御指摘いただいております。本会議でも長寿命化計画の策定ということも部長から御答弁させていただいております。平成31年度中の長寿命化計画策定を目指しておりまして、その中で外壁や屋上防水、受変電設備、それに加えまして防火戸であるとか自動火災報知機の関係、消防の関係のものというのはその中で計画立ててやっていきたいと思っておりますので、その計画をできるだけ早く方向性をつけたいと今のところ考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  長寿命化計画によって計画的に進める、それはそれで大事なことだと思いますし、それはきちっとやっていただきたいというふうに思うんですけれども、長寿命化計画を進めるに至っては31年度中に計画を立ててということでいうと、ずっといろんなことが始まるのが遅くなっていってしまうというふうに思うんですけれども、長寿命化計画を待ってたらだめなようなものもあるというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  点検等で指摘がある改善しなければいけない事項と、あと学校からの要望、これを合わせまして限られた予算の中で優先順位をつけて改修のほうをさせていただいております。議員御指摘のすぐに必要なものというのは大規模営繕予算の中で活用して改修してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  例えば先ほどもありましたけど、防火扉にくぐり戸を必要とする大きさのものとかがあると思うんですけど、これは日常的には不要なものだけれども、もし火災が起きたときには必ず必要になるもので、それが直接命にかかわる、そういうものでありますから、ずっと後回しにはできないというふうに思いますし、きれいになったラグビー場のすぐそばにある英田中学校の屋上のテニスコート、これも穴ぼこだらけで本当に足をちょっとそこにつまずいたら、ころんと転んだり捻挫したりだとか、大きなけがを招きかねないような、そういうふうな状況になってるんですけど、そういうものはほったらかしに、後回しにでけへんというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎高橋 施設整備課長  今、御指摘いただきました防火戸の横とか防火戸と一緒になってるくぐり戸の件でございますけれども、くぐり戸の規定ができましたのは、建築基準法に規定されましたのは昭和49年1月の法改正で規定がされております。ですので、それより前の建物についてはくぐり戸がない、これがその当時の法は満足しておりましたけども、現行の法には適合していないという、法違反でもなく法適合でもなく、既存不適格と呼ぶものでございますけれども、そういう状態になっております。施設整備課としましては、まずは建設したときの法、満足できてない部分ございますので、そこをまず直していくというのを第一に考えております。  続きまして、英田中学校のテニスコートでございますけれども、一応施設整備課の中で検討を進めておったんですけれども、ちょっと多額の費用がかかりますので、31年度の工事改修というのは今、見送りを決めているところでございます。どこまでできるかはわかりませんけども、修繕料で緊急でやらなあかんところにつきましては修繕料で補修なりというのをやっていきたいと考えております。以上でございます。 ◆市田 委員  本当に危険な状態を放置できないようなところが本当に学校にはたくさんあるので、何とかしていかないといけないというふうに思います。以前にも申し上げましたけれども、建築基準法による定期点検で、3年ごとの定期点検の次の点検までに改修をしておきましょうと言われているD判定のものがそのままになってるじゃないかと、コピーしたみたいに点検表がなってるんじゃないかという御指摘をさせていただいて、その後関連の部署で点検されたら、実はほんまに企業が、その委託してた業者が間違えてコピーを張りつけたものを提出してたということがわかって、もう一回ちゃんと提出し直してもらったものを見直してみると、3年間でそのD判定が倍加していた、そういうことになっていたということの報告をいただきましたけれども、こういうのもちゃんと報告書を、きちっとそういう目で見て対応していかないといけないなということで毎回点検されていたら、そういうことにはなってなかったというふうに思いますので、そういう業務がなされてなかったというふうに思うので、ここはしっかりとしていただくよう御指摘させていただきます。メンテナンスがずっとされていたらこんなに大きなお金をかけて直さなあかんというようなことが起こらずに、ずっと定期的にきちっとしていたら大事に学校を安全に使えてきたというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがお考えでしょうか。 ◎北林 教育総務部長  今、委員から御指摘ありましたように、この間東大阪市として学校施設にかけてきたお金というのが少なかったんだろうと、このことについては今、担当部長としては十分実感しております。そこから申し上げますと、要はマイナスの財産といいますか、宿題がたくさん残ってるような状況にあります。その中でそれを放置しておくのではなく、財源の確保も、あと長寿命化計画も、こういったことを、やれることを一つずつやっていきながら、特に委員がおっしゃる危険箇所を優先にやっていくということでこの後対応していきながら、マイナスの財産をゼロに持っていけるように早急に対応してまいりたいと、こういうことでございます。 ◆市田 委員  50年たって危険だからということで旭町庁舎は解体されたんですけれど、学校は80年間十分な改修もされずに使わされている校舎があるということでは、本当にそういうところはきちっと見ていただきたいというふうに思います。長寿命化計画に載せられるもの、それからそうでないものというのはあると思うんです。本当に早急に長寿命化計画を待たずしてやらないといけないというものもきちっと精査して、補正予算ででも改修すべきことはやっていただきたいというふうに思いますけれども、そこはいかがでしょうか。 ◎北林 教育総務部長  まさに委員御指摘にように、我々としてもそのように考えておりまして、今年度、先ほど委員のほうから御指摘いただきました例えば体育館の床、消防設備、ブロック塀、こういったものは危険箇所ということで、財政とも協議をしながら、大規模営繕とは別の枠をこちらとしてもかち取ってきたというか、そういう枠を用意していただきながら、危険箇所については大規模営繕とは別にやっていくというスタンスで、財政に強い要望をしていきながら、そういう枠を今後も確保していきたいと、こういうことでございます。 ◆市田 委員  本当に子供が安全に学校生活が送れるということを確保していただきますように強く求めて、この件は終わります。 ◆西村 委員  私からは、この平成30年3月に東大阪市市有建築物保全計画というのが出ておりますけども、今回平成31年度教育関係の施設でいろいろと問題があるところで直しなさいと、このように出てるところはどれぐらいあるのか、各課御答弁いただけますか。 ◎正埜 学校給食課長  学校給食センターで保全計画がございますのが、センターの厨房機器のボイラーの取りかえとなっております。以上です。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  青少年スポーツ室におきまして平成31年度市有建築物保全実施計画に基づいて行う工事は、児童文化スポーツセンター非常用電源設備改修工事と市立総合体育館非常照明設備、その他電気設備改修工事、それと市民ふれあいホール警報設備改修工事で、最後にスポーツホールかがやき外壁改修工事、以上でございます。 ◎寺田 社会教育センター館長  社会教育センターのほうですが、社会教育センターの受電変電設備の改修、電気設備工事、それと市立社会教育センターと合築しております長堂公民分館の給排水改修工事のほうが31年度予算として御審議いただいているところでございます。 ◎正埜 学校給食課長  済みません、学校給食課ですけど、1つ漏れておりました。学校給食センターの非常照明設備の取りかえと楠根共同調理場と玉串共同調理場の非常照明の取りかえがありました。済みません。 ◆西村 委員  そのとおり、この保全計画を見てたらそのように書いておりまして、この計画の目的ということでちょっと読ませていただきますと、建築物の建築部材や設備機器に対し目標耐用年数を設定し、あらかじめ改修工事が必要となる時期を定めるなど予防、保全に関する基本的な考え方を定め、各部材や機器に何らふぐあいや故障が生じる前に改修を行い、時間の経過とともに新築時に比べ性能、機能の低下が進んでいく建築部材や設備機器の状態を常に良好に維持管理することを目的とするということで、このように書かれておるわけで、今回31年、このように今、御答弁いただきましたことであったと思うんですが、まず先ほど正埜課長に聞きましたけども、学校給食センターと楠根東共同調理場がありますけども、これは例えば給食をつくるときにそういう支障とかはないんですか。例えばもう夏休みにするとか。いや、わかんないですよ。そういうのはないということでいいんですかね。 ◎正埜 学校給食課長  基本的に学校給食は夏休みのときにしか工事が入れないので、そうですね、はい、委員御指摘のとおりです。 ◆西村 委員  そういうので、支障はないということでいいんですね。 ◎正埜 学校給食課長  そうですね。支障はないです。 ◆西村 委員  何か一人でしゃべって何かやってるような感じなんですけど。それに加えて、以前にいただいてたこのドリーム21とアリーナ、この問題も出てたと思うんですが、ドリーム21は非常用電源設備のほうを改修工事するということでよろしいんですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  はい、委員おっしゃるとおり非常用電源設備の改修工事でございます。 ◆西村 委員  このことは勉強会でいろいろと見させていただきまして、開館以来28年が経過をして経年劣化によりふぐあいが生じているということで、今回2400万円、非常用電源設備改修工事ということで上げられてますけども、この点でちょっと疑問に思うことがあったので、質問させていただきたいんですが、このそもそも非常用電源設備っていうのは何階にあるんですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  ドリーム21の1階にございます。 ◆西村 委員  1階にあるということで、いろいろと考えてる中で、ちょうどあの辺は恩智川があって、これは停電したときの電源設備にも兼ねてるということもあるとは思うんですけども、例えばこれ平成3年からやられてた分を今回、28年たったから交換するというたらいいのか、そういうことで考えておられるんですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  はい、今、委員おっしゃるとおりでございます。 ◆西村 委員  そこでちょっと懸念されるのが、平成3年からやられてて、最近では南海トラフがいつ来るかわからない。やはりゲリラ豪雨とか来るときも最近は多いですけども、例えばゲリラ豪雨とか恩智川がはんらんしたときのことを考えて、そういうのはここの1階にあって大丈夫なんですか。その点はどのように青スポとして検証されたのか、その点お答えいただけますか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  今、委員おっしゃいました浸水被害に対する部分につきましては、具体的にいついつ検証したのかとかいうことは実際のところ私のところではございませんでした。 ◆西村 委員  課長、そこなんですよね。平成3年のときはまだ地震とか川がはんらんするとかゲリラ豪雨とか、あんまりなかったかもしれないんですけども、時代がこれもう30年近くたった中で、ただ単に変えるというわけじゃなしに、果たしてここに置いといていいのかということも含めて考えて、こういうことをやらなあかんと思うんですよね。ただ単にこの市有建築物保全実施計画に基づいて、やるではなしに、やはり果たしてそこに置いといていいのか、地震があったときには大丈夫なのか、浸水があったときには大丈夫なのか、そういうようなこともしっかり考えて、それも含めて、やはりこれも予算要求等々やっていかなあかんと私は思うんですけども、その点どうですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  西村委員おっしゃるとおりでございます。今後また31年度建築営繕室等とまた調整させていただく中でも、そういったこともまた頭に入れながら進めてまいりたいと、このように考えております。 ◆西村 委員  次長、どないですか、この件は。間違ってるようなら間違ってるで言うていただいたらいいんですけども、変えるとなると、やはり10年、15年、20年ともつわけですよね、今度やりかえていくと。ただ単に、ちょっと僕は勉強不足でわかんないんですけども、例えば電源設備をかえるというのは、そもそもそこへかえてしまうのか、電池だけをかえるのか、僕はちょっとわからないですけども、それによってこれ2400万要求されてるのは、どういう、見積もりというたらいいのか、どういうことを根拠にこれは2400万かというのがちょっとわからないんですよね。1階に置いといていいのか、2階に置いたほうがいいのか、それはちょっと私はそういう技術がないので、わからないですけども、やはりそういうことも考えてこういうふうに示していただきたいなとそのように思うんですけど、部長、どうですか、その点は。 ◎福原 社会教育部長  副委員長がおっしゃるとおり、今回の要求については同じ場所のところの入れかえだけということで恐らく見積もってるというふうに思っております。確かに御指摘のように、30年たちますと自然災害の規模も種類も大分変わってきてるということは当然ありますので、今年度の予算範囲内ですけれども、関係部局と、詳しくその辺は専門的な知識も伺いながら、それでたえ得るのかどうかということも含めて調整していきたいなというふうに思っております。 ◆西村 委員  やっぱり非常用電源設備というふうに、こういうふうに書いてあるならば、例えば停電したときに一時的にそれを使って電気をつけるなり何や、しなあかんわけですから、そのときに例えば水が浸水してもうそれが使えないいうたら、何してるこっちゃわからないです。ということなので、そういうことも含めてこれから、やはりこれは教育委員会全部だと思うんですけど、考えていただきたいなと、そのように思っております。  そうした中、今度はアリーナのほう、これ非常照明設備ということで、ちょっとこれはどういうふうなことをかえるのかがわからないんですが、吉田室次長ちょっと説明していただけますか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  東大阪アリーナの非常照明設備改修工事でございますが、こちらは非常時に点灯する照明、また扉の出入り口、もしくは通路等にございます緑の人型の絵がかいた誘導灯、こちらの全面改修と入れかえするという工事でございます。 ◆西村 委員  23年がたったから、ちょっと僕、どんなんかぱっとわからないんですけども、例えば工事をする中で、例えば利用者が使えないとか、この予算が認められてから4月から3月までの間、いついつ使えないとか、そういうのはあるんですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  現在そのあたり建築営繕室とも調整させていただいておるところですが、アリーナですと高所、高いところに設置されてるものが多く、やはり足場を組んで取りかえなどするケースがございます。そういった場合、例えば小アリーナのところは足場を組んで交換するという場合は、そのときは使用ができないというところが出てくると、このように思います。 ◆西村 委員  だったら、使えないときもあるということなんですね。そういう工事に伴って、これはドリーム21のこともあるかもしれないですが、使えないときもあるというのはなきにしもあらずですか。どういうことですか。ちょっとそれがわからないんです。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  例えば先ほど申し上げました小アリーナという、一部総合体育館の中の一つの施設、部屋になっておりますが、そちらですと例えば足場を組んで、やるという部分につきまして1週間程度その利用ができないというようなところ、この辺建築営繕室とも確認はさせていただいておるところでございます。 ◆西村 委員  それはほんならいつから、この日からこの日までというのは考えておられないんですか。4月から、予算を認めてからこれから考えていこうと。やっぱり利用する人がいてるわけですから、そういうことを教育委員会としてしっかりと把握をして、やはり借りる人がいてるんですから、その点は教育委員会がしっかり把握してないと利用者の方は困りますわね。その点は課長どうですか。 ◎吉田 青少年スポーツ室次長  西村委員おっしゃるとおりでございます。これから業者とか決まっていくということでございますので、また業者との打ち合わせの中で一定取りかえる期間というのをまた精査してまいりたいと、このように思っております。 ◆西村 委員  また決まったら示してください。わかりました。  それに加えて社協センター、長堂の公民分館、これはどのようなことをされるのか御答弁いただけますか。 ◎寺田 社会教育センター館長  まず1つ目の社会教育センターの受変電設備電気設備工事につきましては、建物が建ちました58年からもうかなり年数がたっております。その間、高圧のケーブルを引っ張り込みまして、それの受変電の、高圧の受電設備、これがもう劣化しておりますので、それを工事してまいるのが1点と、それと給排水の関係で、建物の北側のほうにございますが、水をためる受水槽がございます。それにつきましてもかなり劣化しております。その部分の受水槽の工事の関係でございます。以上でございます。 ◆西村 委員  予算的にはどれぐらいの金額で考えておられるんですか。 ◎寺田 社会教育センター館長  受変電設備改修工事につきましては今、予算としてお願い申し上げておりますのが750万でございます。給排水の改修工事につきましては1000万として予算のほうを今、御審議いただいてるところでございます。 ◆西村 委員  合計で1750万ということで考えておられるんですけども、これはどのような見積もりで出されたのか。先ほど僕も言いましたけども、ここも長堂の公民分館があるわけですから、利用者の方がもちろんいらっしゃることは考えられると思うんですけども、その点はどうされるのかお答えください。 ◎寺田 社会教育センター館長  これにつきましても建築営繕室のほうに依頼申し上げまして、営繕室のほうから積算をしていただいてるものでございます。 ◆西村 委員  いや、その工事するときに当たって、ここからここまでは工事するから使えないとかそういうのはあるはずなんですけども、それはどれぐらいの、いつからいつまでとか何日間とか、そういうのはどのように考えておられるんですか。 ◎寺田 社会教育センター館長  委員お聞きいただいてるのは、例えば工事の期間、いつからいつまでに設定するのかということかと思いますけども、今のところその部分につきましては具体的な日程のほうの設定はちょっといたしておりません。 ◆西村 委員  ぜひ、さっきから、皆さんそうなんですけど、利用される方がいらっしゃるんですから、やはりいついつまでに、この4月に通ってからここまでに工事を終わらせて、やろうという、こういう計画を持っとかなあかんと思うんですよね、すべてにおいて。このスポーツホールとか、もうここまで聞きませんけど、給食センターは夏休みにするということやったんですけどね。支障がないと。やっぱり市民の皆さんが利用されるということがあるので、そういうのを含めて、やはり計画を持っていただきたいなと。こういうふうに計画を持ってるという、そういうので、やはり出していただきたいなと思いますし、先ほども言いましたけども、浸水があったらどうするのかとか、そういうことも含めて考えて、市有建築物保全実施計画があるからやるではなしに、やっぱり時代というのが20年、30年たってるわけですから、そういうのも含めて考えていただきたいなと思うんですけども、教育長、その点どないですか。 ◎土屋 教育長  今、副委員長からお話がございましたように、これらの施設は市民の利用に供する施設でございます。ですから、最終的な確定というのは当然この議会で予算の議決をちょうだいしてからということになりますけれども、やはり計画段階からどの時期に工事を行うのが市民の利便の観点から一番影響が少ないのかと、こういうふうなことも含めまして当然検討しておく必要があろうかと思っております。今ちょうだいいたしました御指摘については深く受けとめて対応してまいりたいと、このように思います。 ◆西村 委員  非常用電源設備とか非常照明設備というのはこれ必ず要ることなんですから、そういうことも含めて、ただ単にかえるだけじゃなしに、果たしてここの場所でいいのかとか、このものでいいのかとか、そういうこともしっかりとあわせて持ってきていただきたいなということ、そういう考えを持っていただきたいなと思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○吉田 委員長  この際お諮りいたします。本日の審査はこの程度にとどめたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               ( 「異議なし」の声あり ) ○吉田 委員長  御異議ないようでありますので、さよう決します。なお次回は18日午前10時より委員会を開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。               ( 午後4時6分散会 )...